2012年5月29日火曜日

「色鉛筆画家・渡辺美香子の世界」展


 [記者・横山]

 大阪北浜のギャラリー&ミニバーアムリタで開催中の河内長野在住の色鉛筆画家・渡辺美香子展に行ってきました。
身近にありながらなかなか大作を描きにくい「色鉛筆」で風景などを描くという新たなジャンルを生み出し、先日カナダでも展示会を開いた渡辺さん。
色彩豊かに描かれた風景画の数々に「色鉛筆だけで、こんなに綺麗な色が出るの?」
と、驚き。
 珪藻土(けいそうど)を塗ったキャンパスに描かれた作品はまた、趣深くどの作品も温かさが伝わってきました。
渡辺さんが色鉛筆画家になった原点ともいうべき約17年前のシルクスクリーン版画や銅版画作品も展示。
絵心のまったくない私は、うらやましく感心して鑑賞してきました。
会期は6月2日までです。平日1時~11時。最終日は4時まで。
北浜駅26番出口から東へ3分。
Y’sピア北浜6階 06・6209・0050

2012年5月28日月曜日

ガレキーホルダー


[記者・冨尾]

被災地の瓦礫から作ったキーホルダー「瓦Re : KEYHOLDER」。取材先で、その存在を知りました。
陸前高田市の職を失った主婦や傷害のある方などが、放射線量の検査を行い、洗浄して、一つ一つ手作りしているそうです。
小さなキーホルダーには、たくさんの人の思い出や気持ちが詰まっているのだと思うと、手のひらにずっしりと重さを感じます。


2012年5月24日木曜日

美しさがなければ

[記者・藤原]

 大相撲夏場所千秋楽――大相撲はスポーツではない。歌舞伎などとおなじ興行である。興行である以上「形」があり、その形は美しくなければならない。髷(まげ)よりも高く足を跳ね上げ、爪先や指先にまで神経を行き渡らせ四股を踏み、締込みのほかなにも体につけない。その立ち居振る舞いと神々しいほどの肉体とを融合させ、芸の域にまで高めた者が大関の座にあるはずだ。
 幕内優勝決定という最大事を前に、全治3週間の損傷とはいえ当日になってその大関が土俵に上がらないとは。大相撲人気の低迷はなにも日本人力士の力量のなさだけではなく、土俵内外に連綿と続く美しさが失われてきたことが大きな要因なのだ。


2012年5月23日水曜日

切符切り体験


[情報センター・山下]

さて、みどりのつどいで本紙コミュニティは泉北高速鉄道さんとテントを共有、「ひとつ屋根の下」での展開でした。
コミュニティのだしものは「航空写真を使ったクイズ」。去年も展示した写真パネルを使ったクイズでしたが、お隣の泉北高速さんのほうは「切符穴開け体験」。

いまどきはどこでも自動改札ですが、昔は切符に穴を開けていましたよね。いえ、私も若いので知りません。母から聞いたんですがね。

当時は急いでいるときなんか、切符なしで改札を通り抜け、車内で車掌さんに「どこどこまで行きたい」というと、紙に穴を開けて、それで切符に相当するもの(車内補充券というみたいです)を作ってくれたわけです。
母から聞いた話ですが・・・。

その体験をさせてくれるというもの。
これは実物じゃなくて、それ風のメモ帳なんですが、このメモ帳を使って模擬体験。


私もやってみました。なんせ体験をしたら、泉北高速特製のテープがもらえるんですから(笑)。下の写真は私じゃありません。各ブースをまわっているレポーター班のひとりが「どうです」とすすめられてやってるところです。
子どもから大人まで、けっこうたくさんの人が挑戦していました。


中年男性の中には「これ、子どものころやってみたかったんやー」と感慨深げな人も。

泉北高速のスタッフに
「泉北高速の車内でこれを持ってまわったりしませんよね」と言うと
「うちは(距離が)短いので・・・」
ですよね(爆)

2012年5月18日金曜日

母の日に

[記者・大西]


 母の日のプレゼント。毎年「こんな高そうなモン、ええのに」「いや、高ないで」「お金ないくせに」と、お決まりの会話を交わす母と私だが、今年は見るなり「いや、1泊の旅行にちょうどええやん、このカバン」と喜んでくれた。
 83歳の母はウォーキングと体操が日課。楽しみはカラオケで、父を見送ってからは友人との旅行にも出掛けるようになり「百まで生きる」らしい。
 あと17回、何をプレゼントしようかな。


2012年5月17日木曜日

優秀な成績で・・・

[記者・横山]


 先月、近畿大学で養殖に成功したというクエを知人が送ってくれた。保冷箱を開けるとナント卒業証書が同封されていてビックリ!
 「あなたは近畿大学水産養殖課程を優秀な成績で卒業され、お客様に満足して頂けるよう立派に成長したことを証します」とあった。中退もしない偏差値の高い魚ちゃんはもちろん、脂がのってとても美味でした。


2012年5月14日月曜日

他人事ではない

[記者・高橋]

 命名権の売却で話題になっている泉佐野市は財政破たん寸前といわれる。94年の関空開港バブルに踊ってりんくうゲートタワービル、市民病院、市民会館などで大借金したのが原因らしい。
 一方わが堺市、財政健全度が政令市の中でトップクラスだ、とこの5年で借金を千億円も増やした。サッカー練習場、福祉施設、市立病院、観光施設等々。さらに、死に体の阪堺電車へも50億円援助する。また、今年は旧大阪女子大の跡地を買うし、市民会館の建て替えも決めた。このペースで行けば、いずれ借金で首が回らなくなり命名権の買い手を探す羽目にもなりかねない。他人事ではない。


2012年5月10日木曜日

音読しましょ!


[記者・浅利]

小学生の宿題に「教科書の音読」というのがあります。子どもが音読し、親が聞いて確認のサインをするのですが、毎日続けるにはと~っても根気が要るのです。ちゃんと読んだという子どもの言葉を信じて親子で手抜きすることも時々?ありました。
コミュニティ編集部内で行ったアンケート調査(そんな大げさなものではありませんが)では「忙しい時に聞いて!と言ってくるから困る。自分でハンコ押しといて、なんて時もある」「うちのクラスはハンコじゃあかんから、お母さんのサイン真似して書いといて(笑)かな」(→書き写しの練習になってませんか?)などなど、とても小学校の先生にはお聞かせできない結果となりました。
なんで毎日音読するの?と思っていましたが、日本語のリズム感が身につくし、大人の音読ドリルもあるぐらい脳の働きにも良いんです、これが。自戒をこめて書きます、親子で音読がんばりましょう!



2012年5月9日水曜日

トリックアート体験!

[記者・野木]

 パンジョで開催されていた、目の錯覚やだまし絵で不思議な世界を創るトリックアートの展示を鑑賞。合わせて絵の前で写真も撮ってみた。
 出来上がった写真は立体感があり、絵と言うよりは、舞台美術の前で撮ったようで、様々なポーズで撮るのも楽しい。遠近法やゆがみを利用した描写にアートの世界の奥深さを感じた。


2012年5月7日月曜日

義父の遺した原稿用紙

[記者・河盛] 

 3月に亡くなった義父の遺品整理を始めた。
 生前からきちんと整理整頓されていた書類の中に驚くべきものを発見した。当コミュニティへの投稿文の原稿用紙が綴じられていたのだ。
「―ありがとう―○○台で転倒して動けなくなっていた際、お助けいただいご夫婦に、感謝の言葉を伝えたい」といったもの。
 ひとつひとつのものについ見入ってしまいとても時間のかかることではあるが、こんなこともあったのかと。母と共に父の思い出の漂う部屋を少しずつ片付けている。

2012年5月3日木曜日

くすのき広場はいま


[情報センター・山下]

 くすのき広場といえば、泉ヶ丘駅前からビッグバンに通じる歩行者用デッキ上にある広場。当初植えられていたサツキが08年に枯れてしまい、枯れたまま長い間放置されて「見苦しい」「なんとかして」と住民から苦情が出たことは当時コミュニティにも掲載した通り。
 その後、枯れたサツキは撤去され、いろいろ考えた末(たぶん)手入れが楽なハツユキカズラ、ハイビャクシン、コヤブランが植えられたとのことでした。

 しばらくぶりに行ってみると、それらの植物より圧倒的に目立っていたのがマツバウンラン。
 こんな感じ。



 マツバウンランは雑草というのがためらわれるくらい、まっすぐな茎に薄紫のかわいい花をつける植物。持ち帰って庭に植える人もいると聞きます。とはいっても、これほど繁殖しているのはやはり、ほったらかしにされている証拠。
 この広場にはクサイチゴもかなり繁殖しています。人の手が入らず、ほとんどガラパゴス状態になっていると思われます。
 そのうち、「泉北のくすのき広場でしか確認できない希少種」が出現したりするのでは、とひそかに期待しています。


2012年5月2日水曜日

伊勢旅行でリフレッシュ

[記者・四ノ宮]

 4月中旬、友人4人で伊勢旅行。小雨が降る中、伊勢神宮へ。パワースポットとおぼしき大木は人だかり。つるつるの木肌が多くの人に恩恵を与えたかと思うと、私も願いを込めて丁寧にさする。おかげ横丁で旅の目的の一つ、伊勢うどんを食べ、赤福をほおばる。食べて、しゃべって、温泉につかると、とげとげしていた心と体がほぐれていくのが分かる。これでまた1年頑張れる。