2013年12月27日金曜日

片付けで出てきたもの

[情報センター・山下]

本紙事務所も年末で大掃除・・・というほどでなもないが片付けものをしていると、出てきたのが阪神大震災直後の被災地の写真。いずれも社長が撮ってきたもの(ここに載せたのはごく一部)。
改めて見ると、やっぱりものすごい地震だったと思う。腰を下ろしているひとは呆然としているのか、ひょっとしたら身近なひとの消息を探しまわって疲れたのかもしれない。

社長がこれを撮ってきて見せてくれたのはついこの間のことのように覚えているが、1995年といえば、来年の1月17日でまる19年になるのだ(びっくり)。

もちろん、フィルムカメラである。コミュニティでデジカメを使い始めたのは1999年のことだ。






2013年12月25日水曜日

「なんじゃもんじゃ」の木

[記者・藤原]

当麻寺西南院の境内で千両万両が色をつけるなか、葉を落とし細った若木が名札をつけ植わっている。

「なんじゃもんじゃ」。
不思議な風景に、見つめるうち空想におちた。真言浄土が並立する当麻寺なら、「なんじゃもんじゃ」も念仏のひとつでは。響きに正統の貫禄がある。
千年の昔、襤褸をまとい「なんじゃもんじゃ」を唱え、殷賑極める門前を練り歩く一群を想い浮かべると、西塔を鳥が捲いた。

2013年12月23日月曜日

お疲れさま!

[記者・黒田]

 この時期、クリスマスケーキで大忙しのケーキ屋さん、おせち料理で大わらわの料理店を取材して、その働き振りにいつも脱帽。皆さん「かきいれ時ですから」とさらりと言うが、ほぼ不眠不休で乗り切る。そんなシェフをパパ、ママに持つ子供達は、生まれた時からクリスマス、お正月はいつもおじいちゃんおばあちゃんのところで留守番、というのも少なくない。楽しい団らんの時を提供してくれるシェフとその家族に、ちょっと早いけどメリークリスマス&ハッピーニューイヤー!




2013年12月20日金曜日

沿線住民の1人として

[記者・箕浦]

 泉北高速鉄道の「ローンスター」への売却案が府議会で否認された。最大要因は料金値下げ(中百舌鳥乗継での)提案が「ローンスター」10円、「南海」80円と判明したことによる。しかしこの値下げ提案額の差は当然で中百舌鳥・和泉中央間しか営業しない落札者の「ローンスター」は「南海」とは別線で運営せざるを得ず大幅な値下げは困難と思う。「南海」の80円値下げ提案は同じ経営の高野線への乗り継ぎで初めて可能になる。それでも中百舌鳥以遠への乗客が多い沿線住民の一人として便益が高く、ファンドより安心感のある「南海」への事業譲渡が妥当であると思う。今後「南海」に譲渡されるとしても、全国的に高いとされる泉北線内の駅間での料金値下げが必要で、期待し、注目していきたい。 



2013年12月19日木曜日

おすすめの本と紙芝居

[記者・横山]

 友人の秋田県在住の小児科医で童話作家の井嶋敦子さんが脚本を手がけた「たべられないよアレルギー」(童心社)と、心といのちを守る童話集の1つを執筆した「ぼくたちの勇気」(国土社)が立て続けに出版された。どちらも子ども自身が命を考えるきっかけを、小児科医ならではの警告を鳴らしながら物語として描かれ興味深い。子どもにぜひ見せたい紙芝居と、読ませたいお薦めの本です。




2013年12月16日月曜日

四半世紀の間に何が?!


[記者・杉本]

 卒業から四半世紀たち、高校の同窓会をすることになった。
 幹事になったので出欠を取り始めた。これが驚きの連続。私がセーラー服の乙女から体脂肪率40%のオバちゃんに変わったように、同級生もめまぐるしく変化したのだろう。名字、住所、勤め先。女子校ということもあって、前回の名簿の項目は訂正に次ぐ訂正だ。
 皆からの返信を見る度、何があったのか、何をしているのかが知りたくなる。同窓会の成功というより、好奇心を満たしたいから一人でも多く出席してほしいというのが偽らざる本音だ。









2013年12月13日金曜日

流行語でいえば

[記者・浅利]

今年の流行語でつぶやくと――「じぇじぇじぇ」だった泉北高速の売却先。アピールするなら「今でしょ!」とばかりに堺市議会が反対決議文を出したが効果はあるだろうか。交通費が高いと何かと敬遠される。観光ボランティアがせっかく南区でも「お・も・て・な・し」を広めようとしているのに。大阪維新の会への期待が高かっただけに「倍返しだ!」と言いたくなる。




2013年12月11日水曜日

何事も、すべてにいいことはない

[記者・高橋]

全国学力テストの学校別成績の公表は、成績の優劣がいじめの原因になったり、現場で教師がこっそり答を教えたり、親たちが成績の悪い校区に偏見を持ったりランク付けしたりするからよくない、とのご意見が。
公表してもしなくても、このような不届き教師やいじめ生徒はどこにも何%かは生息しているでしょう。そして、公表したからといって全部が良くなるわけでもありません。
野球やサッカーなどはランク付けには抵抗感が薄くむしろ競争が奨励されているのに、学力テスト(勉強)になるとなぜ腰が引けるのでしょうか。




2013年12月5日木曜日

エネルギーに感服

[記者・河盛]

若者目線で人、情報、地域をネットワークするさやま未来プランナーのメンバーらのエネルギーはすごい。質問したことにメンバーが次々に話をしてくれるのでメモが追いつかないくらいなのだ。たった30分ほどでも十分感じたコミュニケーション力の高さと、実体験から得た彼らの自信はすばらしかった。
「自分の育ったまちが大好き」と語る笑顔「いいね!」



2013年12月3日火曜日

「みそがミソ」

[記者・高砂]

先日みそ作りを取材した高辺台小には、3年生が種→大豆→みそ→みそ汁の流れを1年かけて理解するという素敵な取り組みが根づいている。子どもたちは、地域の人や大学生らと一緒に麹の臭いで驚き、大豆本来の味に「おいしい!」と瞳を輝かせた。
保育園から大学まで、「お客さん」として目にする学校はほんの一部でしかないけれど、新聞をにぎわす負の側面もまた、ほんの一部なのだと信じられる気がした。   



2013年12月2日月曜日

朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや

[記者・冨尾]

独身時代の友人2人と10数年ぶりに会った。他県へ嫁ぎ、お互い仕事や家族の都合でなかなか会えず、電話やメールのやり取りだけだった。
今回もみな仕事が忙しく、2時間ほどだったが、10年間の報告をしあう濃い時間だった。「こうやって会えるなんて、私ら幸せ者やねえ」「有難いよね」と言いあったが、「若い時は絶対言えへんセリフやね」とおばさんを痛感。



2013年11月28日木曜日

エライ人のすることは

[記者・藤原]

楽天市場の優勝セールで値段をごまかし販売していた。楽天の社長は「勝手にセールをしていた店がある」と宣わった。場所貸しの張本人が、さも被害者であるかのように。それにこの人、政府の産業競争力会議の民間議員で、インターネットでの市販薬販売が思い通りならないと、辞めて国を訴えると大見得を切り、脅しにかかった。ところが批判大きく、首相の引きとめにこれ幸いと、辞めるのを止めたそうだ。



2013年11月25日月曜日

特定秘密と個人情報


[記者・箕浦]

特定秘密保護法案が国会で審議されている。市民の「知る権利」を行政が今まで以上に規制でき、罰則も重くなる仕組みで、多方面から反対の声も多い。
かなり前から個人情報保護についても、厳しい規制がかかっているがITに詳しい、いわゆるハッカー達にはどうも情報を入手するのは容易のようでしばしば個人情報が数万件単位で一流企業から流出している。そうした犯人たちが捕まって、重罪になったとはあまり聞かない。
個人や官庁などから情報を直接頂くことで仕事をしている私にとって「特定秘密」にしろ、「個人情報」にしろ、その範囲を広くとらえすぎないように、と思う。
私にとっての「特定秘密」は「へそくり」くらいかな? 




2013年11月18日月曜日

全国学力テストの学校別成績公表は、市民の間に混乱招くか

[記者・高橋]

堺市教委は、小中学校の全国学力テストの学校別成績公表には反対だ。「誤解や憶測に基づき市民等の間に混乱を生じさせ云々」がその理由だが、どうもピンとこない。
公表したら学校の序列化につながり過度な競争をあおる、ともよくいわれる。
競争や序列化を一律に悪いと決めつけて切磋琢磨を怠り、子どもたちの学力低下を招いたことが学力テスト再開に至った。とすれば堂々と結果を公表すべきだ。これを受けて各校が、他校や自校の長所や弱点を知ったうえで競い合い学べばいい。



2013年11月15日金曜日

早急に改善を

[記者・浅利]

和泉中央でまた、大渋滞が発生した。去年の大渋滞の時と同じイベントが、信号などの改善もないまま実施されたのだから、予想通りの結果だろう。周辺ではコストコなど大型施設がオープンする予定で、渋滞がもっとひどいことになるのではと危惧している。
経済効果優先ではなく、市民の生命財産を守るべき自治体の役割を自覚し、緊急車両が通れないような状態を早急に改めてほしい。





2013年11月14日木曜日

40年ぶりの伊勢神宮

[記者・黒田]

 小学校の修学旅行以来、約40年ぶりに伊勢神宮へお参りした。今年は式年遷宮で例年にも増して大人気とは聞いていたが、平日で雨模様にもかかわらず、やはり大勢の人。40年前「遠いなぁ」と思った内宮へ続く砂利道を歩き、鳥居を一つくぐる度にお辞儀をする。
真新しい本宮はおごそかで、信心深くない私も心が洗われる思い。秋の味覚も満喫し、リフレッシュした一日でした。



2013年11月11日月曜日

ノルディックウォーキング再開

[記者・野木]

 秋の夜長ということで、最近ご近所の方とノルディックウオーキングを再開した。運動不足解消と冷え性対策、気分転換にと、とても有意義な時間を過ごしている。おしゃべりをしながらのウオーキングで、帰るころには体がぽかぽかして気分も上昇。少し高台のコースは、空気の澄んだこの時期、微かな夜景もきれいです。




2013年11月4日月曜日

「想定外」という言葉

 [記者・冨尾]

台風26号の伊豆大島災害で、またもや「想定外」という言葉が出た。何か災害などが起こると、必ずと言っていいほどこの言葉が使われるが、違和感を抱く人は多いと思う。
「事前に予想した範囲を超えていること」が意味だが、100%リスクを回避できると予想していたのか。古い考えや経験からだけの予想と、乏しい想像力ではなかったか。
「想定外」という言葉が、今後一切、耳にすることがないことを祈る。



2013年10月31日木曜日

コウノトリよもやま話

[記者・高砂]

誰でも写真を投稿できる本紙ウェブサイト・みんなの投稿コーナーで、狭山に飛来したコウノトリの写真を見てほっこり。カラスとおしゃべりしているような素敵な1枚だ。

http://www.community2525.com/toko/2013/09/23172420.php

日本では大切に保護されているこの鳥、国が違えば害鳥扱いの場合も。
私の写真の師匠はその昔、北アフリカで大群を激写して「汚いものは撮ってくれるな!」と警察に8時間拘束されたという。
人と動物の共生も、なかなか距離感が難しいようで…。


2013年10月28日月曜日

鬼が住んでいた町


[記者・横山]

取材で初めて和泉市九鬼町を訪れた。外環状線から山道を登り、道が細くなってきて不安になった頃、山に抱かれるように銀いぶし瓦の屋根の下に家紋を付けた立派な屋敷が並ぶ九鬼の集落が現れた。
九鬼谷には大昔、父鬼と9人の子どもが住んでいたなどと伝えられる。そんな歴史ある町を守っている人達に感激。山の緑が美しく、澄んだ空気。ちょっと旅行に来た気分に浸ってきた。




2013年10月24日木曜日

肥満について

[記者・藤原]

 ロシアで肥満といえば120キロを超すことらしい。そういう人は、男でも女でも周りにいくらでもいて、とにかくよく食べるそうだ。日本食は健康によいとして歓迎されてはいるが、酢の物、刺身の盛り合わせ、茶碗蒸し、焼き鳥、てんぷら、すき焼きなどの定番コースを摂り、さらに握り寿司を10貫ほど追加するらしい。いちばん気にしているのは身長と体重の数字が逆転しないこと。
 日本では健康にまつわる業界のあの手この手の脅しにあい、肥満防止に余念ないが、昔ながらの腹八分にまさる防止策はないようで。



2013年10月21日月曜日

200円から350円まで


[情報センター・山下]

最近、印鑑登録証明書をとる必要が何度かあった。
大阪市も堺市も手数料は250円だったが、そのことをツイッタで書くと広島在住の友人が「こっちは300円だけど、どこでも同じではないんだね」とツイート。

そこで近隣の自治体を調べてみると大阪狭山市、富田林市、河内長野市すべて300円だが、和泉市はなんと200円であることがわかった。和泉市、安っ。(といっても、じゃあ和泉市で、というわけにもいかない)

遠いところも調べてみた。東京都も横浜市も神戸市も300円。300円が主流のようだ。でも京都市や札幌市は350円。ほ〜。

ちなみに堺市ではカードをつくって暗証番号を設定しておけば「証明書自動交付機」が利用でき(印鑑登録証明書だけでなく住民票の写しもとれる)、「50円お安くなります(つまり200円ね)」と窓口でしつこくすすめられる。必ずすすめるように言われてるんだろう。それで私もつい、カードをつくったが、次に必要となるのは一体いつなんだろうと思う。暗証番号も忘れそう。それに、そのために最低2回は役所に足を運ばなくてはならないってどうなんでしょうね。





2013年10月14日月曜日

これが運動会の楽しさか


[記者・杉本]

 スポーツの秋、運動会の秋。私はひどい運動音痴で、毎年運動会が憂鬱だった。
 小学3年生の娘は私によく似ている。2年生まで、運動会の徒競争は毎回べべ。私の子だから当然だと思っていた。ところが今年、娘はぐんぐんと順位をあげて2位でゴールした。カメラを構えていた私は、一瞬、よその子と間違えたのかと思ったほど驚いた。  
 母親が子どものことを全部知っているというのは思い込みに過ぎないと思い知らされた。同時に、今まで味わったことのない高揚感がこみあげてきた。これが運動会の楽しさというやつか! またまた驚いた。




2013年10月11日金曜日

いろんな人と話そう!

[記者・黒田]

お店や個人病院の記事を担当しています。飲食店、ケーキ屋、雑貨屋、エステサロン、スポーツクラブ、英会話教室、デイサービス、歯医者さんなどなど。種類は多岐にわたり、連日様々な業種の人からお話を聞かせていただく。正直、ちょっと苦手な分野もあるが、取材が終わる頃には、たいてい、苦手感が減っていることに気づく。なんか、得した気分。いろんな人と話すって、大切です。



2013年10月9日水曜日

娘は母親思い


[記者・杉本]

うちの娘がスーパーに社会見学に行った。よほど楽しかったのか、家に帰ってくるなり、特別に案内してもらった搬入口や巨大冷凍庫などについてものすごい勢いで話してくれた。
最後に、「質問コーナーで、ママのために『半額シールはどんな風に貼るんですか?』って聞いてあげたよ。賞味期限が来るものをチェックして貼っていくから、夕方に貼るとは限らないんだって。いつ行っても楽しみがあるね。よかったね」

色々思う所はあるが、母親思いの娘を持って幸せだ、ということにしておこう。




2013年10月4日金曜日

本当に堺はひとつか

[記者・箕浦]

 「堺はひとつ」のかけ声で市長選がたたかわれた。「都構想」への反論として市長が提唱していた。市民はそう感じているのか疑問に思う。
 最近堺市に編入された美原区住民は帰属意識が薄いと思われるし、大阪府主導で開発が始まった、南区の泉北ニュータウンは一昔前、「大阪市泉北区」と揶揄されたこともあるように、通勤・通学も含め、堺市より大阪市とのつながりを感じる住民が多いと思う。
 南区で「堺はひとつ」を言うなら、堺市が主導して、老朽化が進む泉北ニュータウン再生のための活性化策を早急に実施し、成功させることが必要である。




2013年10月2日水曜日

遷宮に思う

[記者・浅利]

 出雲大社と伊勢神宮のW遷宮で思い出すのが以前に取材した、美多彌神社の「遷座」。本殿耐震補強工事に伴いご神体を移すもので、緊張感あふれる厳かなものだった。
 同神社では今年、流鏑馬が720年ぶりに復活する。また、秋祭りの時に桜井神社で奉納される中世伝来の「こおどり」は、伊勢神宮で記念奉納を行う。流鏑馬やこおどりが末永く、泉北の地で歴史を重ねてほしいと思う。



2013年9月30日月曜日

堺市財政は健全か?

[記者・高橋]

9月19日号の決算記事について読者からご意見を頂いた。「増えた借金の大半は普通交付税に代わる臨時財政対策債で借金ではない。堺市の財政は常識的には健全だ」と。
健全か否かは見解の相違ですが借金について言えば、確かにここ5年で増えた借金757億円(普通会計)のうち551億円が臨財債。しかし、臨財債といえども堺市の“責任と判断”で発行した地方債でまぎれもない借金です。
堺市は安易に、臨財債に依存し大型予算を組んで、市財政を運営してきたのもまた事実。借金漬けの国が補てんしてくれる保証はどこにもないのに…。
堺市の市税収入は、ここ5年1324億円~1310億円と低迷しても、全会計の借金は6813億円にのぼる。



2013年9月25日水曜日

若い友人を

[記者・野木]

取材で介護士の方の話を聞くことが多い。
高齢者の人は同年代の友人も大切だが、できれば20歳でも30歳でも若い友人を持つことが大事なんだとか。気持ちが若返るだけでなく、年が離れていると、お互いに余裕を持って接することができるらしい。
社会全体で持ちつ持たれつの関係を築くことで、様々な不安が解消される世の中になって欲しいと。



2013年9月23日月曜日

7年後の遠いオリンピック

[記者・冨尾]

2020年のオリンピックが東京開催決定になったことが、取材先で話題に。担当が自治会・老人会なので、高齢の方が多く、「元気にしているかどうか」「ここにいる何人が見ることができるかな」と、心許ない発言が。
「この年で7年先は遠すぎるわ」と。
今にも開催のような盛り上がりだが、7年も先のこと、自分を取り巻く環境も変わっているだろうし、何より、自分の年齢を計算して愕然となった。どうか、みんな元気にオリンピック観戦できますように。



2013年9月18日水曜日

お礼

[記者・藤原]

このブログ7月31日の「気になること」でつぶやいた方位方角の表し方について多くの方から情報を頂き、誠に有難うございました。心よりお礼申し上げます。気象学に基づくものや、固有名詞と抽象名詞との違い、あるいは年代による使い方の相違、または中国の方位のありようから推測するなど多岐にわたり、貴重な考察を頂きました。改めて己が浅学をしる一方で、なにやら空恐ろしさすら覚えました。これからも心して携わって参りますので、よろしくお願いいたします。



2013年9月16日月曜日

夏休みの思い出が

[記者・横山]

深い緑の山に囲まれた和泉市横山地区で取材。夏休みには同町にあるお母さんの実家に従姉弟達が集まり沢ガニ捕りをしたり、夜は蚊帳の中で遊んだ話を聞き、場所は違えど同じような体験をした私も子どもの頃の夏休みが久々に蘇り懐かしさいっぱい。2学期がスタートした学校では子ども達、どんな思い出を持ってきたかな?


2013年9月13日金曜日

お月見シーズン

[記者・黒田]

19日は中秋の名月。ところで月見だんごといえば関東ではまん丸であんはのっていないが、関西では片側がすぼまった楕円形で、帯状にあんがのっているのが一般的。この形は、収穫時期を迎える里芋に似せており、あんは月に雲がかかる様を表しているとも。また、中秋の日に雲に隠れて月が見えないことを「無月(むげつ)」、雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するのもよしとされる。今宵の月はいかがでせう。



2013年9月12日木曜日

暑さのせいか

[記者・四ノ宮]

 猛暑だった今夏、救急車のサイレンが絶え間なく鳴っていた気がする。
 救急隊員に聞くと、暑さの影響もあるのか今年は交通事故が多かったそうだ。大阪府は9月1日、交通死亡事故多発警報を発令した。8月中の死亡事故は23人と前年(24年)比8人増。22年が10人、23年が11人と比べると倍近い。まだまだ暑い日もある。体調と相談のうえ、安全運転を心掛けたい。



2013年9月9日月曜日

気分は複雑

[記者・河盛]

 完全予約制と言われる話題のスイーツ店を予約した。わくわく気分でネット予約したものの、返信されたメールの内容にテンションが少々下がり気味に。滞在は1時間まで、事前オーダーのみ、飲み物のお代わりは制限時間の20分前まで、子どもは入店お断りなど、ぎっしりと記されていた。そろそろ予約日だ。複雑気分の人気店体験になりそうです。



2013年9月6日金曜日

身銭を切って電車に乗るべし

[記者・高橋]

 堺市は、阪堺電車を10年で黒字にするという。だが、支援4年目になってもさしたる効果もなく苦戦続きだ。なかでも堺市内線は100円稼ぐのに200円をつぎ込むというありさま。これで電車を走らせるのは、もはや採算度外視の慈善事業だろう。
 本当にチン電存続を願うなら、今の3倍ぐらいの電車賃を払って利便性に目をつむり身銭を切って電車に乗るべし。100円、200円の割安運賃で乗りながら、阪堺線の再生を期待するのはもう無理な状況では…。


2013年9月4日水曜日

このような学校があれば

[記者・藤原]

 小学時代はランドセルを廃止し、教材は全て机の中。手ぶらで登下校し、長期の休みも含め宿題はない。勉強は授業だけで、英語教育などもってのほか。ひたすら体力増強に努める。試験と名のつくものは一切ない。中高では代替として、各自が定めたテーマごとにレポートを提出し。書茶花道を必須とし、音楽美術の枠を充実させ、体育の部活を義務付ける。携帯電話は下校時まで保管庫に。入学試験は言葉遣いと行儀。中高で作文を追加。このような学校ならどうだろう。適齢期のわたしなら逡巡しただろうが、いまのわたしなら迷わず入校を希望する。ただ、教えられる側は無論のこと教える側の質も問われ、「でも、しか」先生では務まらない。「銀の匙」で6年間、国語という授業をおこなった灘の先生のような信念と情熱と力量を備えた人を多く必要とし、そのことが開校の最大の課題になる。


2013年9月2日月曜日

いつのまにか高級品

[記者・杉本]

 ふと気付けば高級品になってしまったものがある。
 秋の美味代表・松茸。この時期になると、箱に松葉が敷き詰められた国産品を頂き物で頂戴していたが、稀少品になった現在では夢のまた夢。料亭で一切れお目にかかればいい方だ。
 鯨肉。水菜と甘い醤油味の出し汁で炊いた鍋は定番だったが、今や専門店の味だ。
 そして、最近我が家でもめたのが土手焼のスジ肉。両親のリクエストで国産スジ肉を買いに行ったら、単価が国産ステーキ肉より高くて断念してしまった。両親から非難の嵐だったが、これって私が悪いのか?

2013年8月30日金曜日

産技研を取材して


[記者・冨尾]

 和泉市あゆみ野の地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所が開催した子供対象の工作・実験教室を取材した。
 トリヴェール西部ブロックにひときわ目立つ近未来な建物の中は、これまた最先端な機器や設備のオンパレードだった。150人の研究員(博士)が、製品開発や技術支援など年間7万8千件の相談に答えている。また和泉市・堺市・東大阪市と包括連携協定を結んで、中小企業を支援している。
 見るもの・触れるもの全て初めての物ばかりで子供のように興奮した私だったが、理科系に疎いため、質問も小学生レベル。実験を真剣に食い入るように見つめる子供達と共に半日過ごし、きっとこの中から未来の博士が生まれるのではと期待している。興味のある方は、来年参加してみては。





2013年8月28日水曜日

去年どおりが思い出に

[記者・高砂]

夏休みの週末、毎週どこかで行われた夏祭り。そのお知らせ記事を書くために、毎年関係者に電話取材させてもらう。
よく言われるのが「去年どおりやねぇ」。
今のままで十分、という自負と、代わり映えしなくて…という照れが垣間見える。
今年もいくつかお祭りを巡って、「去年どおり」を地道に続けるのは大変なパワーなのだなと感じた。金魚すくいにかき氷、ゆれる提灯、盆踊り――子どもたちの夏は去年どおりにかかっている。


2013年8月26日月曜日

「防災の日」を前に

[記者・箕浦]

 南海トラフ地震の被害想定を最近のニュースでよく耳にします。曰く、マグニチュード9・0、高知県某所で津波の最大想定が34メートル、大阪湾でも6メートルで大阪・梅田は2メートルの浸水で地下街の水没も予想される、等々。
幸いにも泉北周辺は津波の被害は免れる可能性は高いが、何か、「オオカミが来るぞ!」のたぐいに近いように思います。行政には最大被害想定に基づく予防措置で過大な予算化をせず、住民に身近な災害に備えた妥当な施策をお願いしたい。
いずれにしても「自分の命はまず自分で守る」を原則に、有事の際、家族はどう対応するのかを決めておく必要があると「防災の日」を前に、痛感します。 



2013年8月22日木曜日

小学校と高齢者施設が同じ敷地にあれば

[記者・横山]

夏休みを利用した小学生が逆瀬川デイサービスを訪れ、ご利用者と一緒に楽しんだ英会話レクリエーションを取材。利用者さんは子ども達がいるだけでいつもより笑顔がいっぱいと、職員さん。
その帰り、建て替えのために更地になった高倉台小学校を通り、広大な敷地を写真に収めながら、小学校と高齢者施設が同じ敷地にあったらいつでも交流ができ、どちらにとってもいいのにと、思いながら帰途についた。



2013年8月21日水曜日

とにかく暑い


[記者・杉本]

 暑い。とにかく暑い。 それなのに愛車のエアコンの調子が悪い。元々暑い盛りだと、泉北一号線を一駅分走ってようやくきく位だが、二駅分走ってまだきかない。そうすると泉北担当なので、涼しくなる前に取材先に到着してしまう。仕方なく窓を開けて走るが、最高気温37度の酷暑、アスファルトの道路からドバイに来たかと錯覚するような熱風が吹き込んでめまいがした。
 帰宅後すぐエアコンをつけて休んだ。節電やクーラー病のことなどを考えるが、やはり気力で耐えられる範囲には限界がある。皆さんもご無理なさいませんよう。





2013年8月19日月曜日

高2の夏のこと

[記者・四ノ宮]

 はるか昔の気がするが、高2の夏休み、友人の父親に海に連れて行ってもらった。
 ボートで沖に出たところで、私だけ「ここから泳いで帰る」と無謀にも言い張り、平泳ぎで岸をめざした。今テレビでよく聞く離岸流の影響か、岸は見えているのに、一向に近づかない。焦る気持ちをおさえて、岸を目指した。たどり着いたときはクタクタで身動きできなかった。これに懲りて、それから海に入るときは必ず浮き輪を着用した。
 水の事故を防ぐ大きなポイントは本人の注意深さだと思う。



2013年8月15日木曜日

人生の締めくくり方

[記者・黒田]

「私○○は○月○日死去いたしました」ご自身の死を知らせるハガキが届いた。学生時代、アルバイトでお世話になった人で「今年こそ老人ホームに会いに行こう」と思っていた矢先だけに、ショックだった。病で死が近いことを悟り、宛名書きも自筆で用意していたという。合理的で潔く、縁のあった人を大切にする、いかにも彼らしいやり方。一緒に写した写真を見ながら、改めて、人生の締めくくり方を考えさせられた。合掌。



2013年8月7日水曜日

駅前で本が借りられたらいいな

[記者・高砂]


 母校を退職された恩師が講演すると聞いて高槻へ。会場は駅に直結した便利な場所で、併設の無人図書コーナーに本好きの血が騒いだ。室内は自動車文庫の固定版といった感じで、ATMに似た端末で予約本の受け取りや返却ができる。近隣地域の図書館も、開館延長・駅前返却ポスト・広域利用開始など本当に利用しやすくなったけれど、いつか通勤帰りに駅前で本が借りられるようになればいいな、と思った。


2013年8月1日木曜日

神様がくれた時間

[記者・河盛]

 「毎日がアルツハイマー」というドキュメンタリーを見た。映画監督の関口祐加さんが認知症の母親との実際の暮らしを撮ったものだ。監督家族の日常がありのままに描かれており、自分に重ねて介護する側、される側のことを改めて考えることができた。
 映画中で、アルツハイマー病は「多幸症」とも言われていて神様が老いて訪れる死への恐怖やいままで抱えた葛藤を忘れさせてくれる時間なのだという専門医の言葉が深く印象に残った。



2013年7月31日水曜日

気になること

[記者・藤原]

 気になることのひとつに方向方角の表し方がある。いわゆる東西南北だ。
 陽は東に昇り西に沈み、南は暖かく北は寒いのが昔からのきまりで、ゆえに東西、東南、東北、西南、西北、南北の並びになったときく。青森秋田は東北地方でインドネシアは東南アジアである。西郷が没した戦は西南の役で早稲田の杜は都の西北と御風は謳った。東西交通であり南北朝時代だ。
 ところが学校では北から時計回りに北東、東、南東、南、南西、西、北西と教えるらしい。北東ロシアや南西諸島などの表記をみる。小説やエッセイでも表し方は書き手によって異なり、ときには南西と西南が同居する乱暴なものもある。
 規則性とか法則性はないのだろうか。ご存知の方、ぜひ教えて頂きたい。


2013年7月26日金曜日

ネット解禁になっても・・・

[記者・冨尾]

ネット選挙が解禁になった今回の参院選。ネットから情報を得るのが普通になっている昨今、各党の最新情報がわかるので、より政治を身近に感じられるのでは。と思っていたが、投票率にはあまり反映されませんでしたね。
街頭演説などは、実際にその場に行けなくても、ネット配信で後から観ることができるので、聞き漏らすことなく正しく知ることができそうと思った。
が、この仕事をしていなかったらあまり興味がなかっただろうというのが正直な意見です。 



2013年7月24日水曜日

大阪のおばちゃん

[記者・箕浦]

 大阪のおばちゃんは警戒心が強いので振り込み詐欺にはなかなかだまされないと聞いていたが、最近はそうでもないらしく、激増中であるとのこと。
 府警によると、本来言われてきた「オレオレ詐欺」はあまり増えていないが、「還付金詐欺」(お金を返すからATMに行け)にからきし弱く、だまされるケースが昨年の15倍以上に増えている。これも大阪の金銭感覚が表れているのかなと思う。
 甘い話には注意を怠らず、被害にあうことのないようにしたいものです。  






2013年7月22日月曜日

産後ママの支援

[記者・横山]

国に先駆けて老木レディスクリニックが7月からスタートさせた産後ママの支援。老木院長から支援に取り組む経緯や内容を聞いて、長男が生まれた頃を思い出した。初めての夜中の授乳やオムツ替え。それまで赤ちゃんの居る生活にまったく縁がなかったのでもう、大変。近くにいた両親にずいぶん助けてもらった。核家族が増える今、同クリニックのような取り組みに行政の支援ももっとあれば…。



2013年7月17日水曜日

人間の目って

[記者・浅利]

プロでもなく達人でもない素人カメラマンにとって、スポーツシーンの写真撮影は難しい。だが、そこをなんとか動きのある写真を、と連写機能を使ってみる。すると、揃って見えていた被写体の動きが、写真で見ると実はバラバラ…なんていうこともある。
瞬時を切り取るカメラに対して、人間の目は時間差が調整できるのだろう。
便利なようで不便、不便なようで便利ですね、人間の目は。


2013年7月15日月曜日

新しいカメラで


[情報センター・山下]

事務所のベランダで育てているフウセンカズラに実が成りました。
そうだ。会社でこの間買ってもらったばかりのカメラで撮ってみよう!とベランダに。
カメラはいわゆるミラーレス一眼の、Lumix GF6のダブルズームレンズキット。バリアングルモニタ搭載のシリーズ最新版です。どうです奥さん。やるもんでしょ。

「SCN」モードの「花」にしてみようと思ったら、GF6ではそんな区分はないのですね。
「スイーツをかわいく撮る」「こどもをかわいく撮る」「風景をきれいに撮る」「夜景をクールに撮る」「イルミネーションをキラキラ撮る」等々。いちいち修飾語がついてきます。風景を汚く撮ったりできないみたいです。にくたらしい子どももかわいく撮れてしまうんでしょうか。
仕方ないので「花をふんわり撮る」にしたら、こんなになりました(補正なし)。



フウセンカズラのくせに何気取ってんだよ!な感じですね。
いや、フウセンカズラ差別してるわけじゃないんですが。

ふつうに撮ったらこんな感じでした。これは撮ってからphotoshopで明るく補正しました。今日の大阪は曇り時々雨なもんで、そのままだとかなり暗かったのです。




ということは・・・「花をふんわり撮る」は、ふんわりだけではなく、勝手に明るくしてくれるんですね。余計なお世話のような気もしますが、むしろポートレイトで「明るくふんわり」撮ってほしいという需要はありそう?

ともかく、まあそんなわけで、カメラ購入したばかりでまだまだこれからというところですが、ズームや広角も活用して、わが編集部の成果をお目にかけたいと思います。