2014年1月29日水曜日

戦争がもたらすもの

[記者・藤原] 

 各地の内戦や紛争をきくにつけ、ベトナム戦争を想い起す。米兵5万8千人が戦死。そして、その3倍近い15万の帰還兵が自殺している。ポストベトナムシンドローム。戦争は写真や活字によって共有できるものではない。これだけの人が精神に支障をきたし、自殺せざるをえなかったという事実をもってその悲惨を想いえがく。そうありたいとおもい、いまもおもう。

2014年1月27日月曜日

地域の病院建て替えに期待

[記者・横山] 

 ヘルメットを付け、ベルランド総合病院が新たに建設している病院内部を取材させてもらった。
エスタレーター部分などの工事が先に進む新病院の1フロアは、サッカーコート1面がすっぽり入る大きさ。規模の大きさに驚かされた。

近大病院も泉ヶ丘に移設が決まり、堺市民病院が新築されるJR津久野駅周辺は、街並が綺麗に様変わりしている。地域の病院の建て替えラッシュに期待。 

「出初式」に出席して

[記者・箕浦]

「出初式」というものに生まれて初めて出席しました。年始のニュースで、よく目にはしていましたが、見ていてこんなに面白いものだとは思ってもいませんでした。

最新の消防車両、救急車両の紹介と分列行進やヘリコプターも参加した災害想定の被災者救出訓練のスペクタクル、消防隊員による華麗なはしご演技、幼年消防クラブ員による「演奏と防火の誓い宣言」、色彩豊かな消防車からの一斉放水などで、約2時間があっという間に過ぎ、この日の寒さも吹っ飛ぶ思いがしました。

見学に来ていた子供たちからも歓声が上がり、心から楽しんでいました。こんな楽しい催しなら、来年は孫も連れて参加しようかなと思っています。皆さんも参加してみてはどうでしょうか。

2014年1月21日火曜日

「お客様サービスセンター」って・・・


[記者・浅利]

問い合わせで「お客様サービスセンター」に電話した。近頃は、最初からオペレーターにつながらず、機械があれこれ指図する。

まず「ご用件に従って番号を押してください。新規お申し込みは1番…」という振り分け。間違わないように番号を押し、やれやれと思ったら「ただ今大変込み合っております…このままお待ちいただくか、後ほどおかけ直しください」。待つのもいやだけど、また始めからやり直すのも面倒と、しばらく待つ。やっとつながったと思ったら、機械が最後に「この電話はサービス品質向上のため録音させていただきます」だと。どうぞご勝手に!と思わず機械相手につぶやく。

その点、コミュニティはいいですよ。きれいな(ご想像にお任せします)お姉さん?が、ネイティブな大阪弁で地元のあれやこれやの質問にお答えします。


新成人、おめでとう!

[記者・黒田] 

 息子が成人式を迎えた。ボランティアの方々が開いてくださる校区のお祝いの会をのぞきに行って、子供達の成長した姿にびっくり。幼いころの面影そのままの子もいれば、名前を言ってもらわないとまったくわからない子も。思春期の頃は、話しかけても照れくさいのか、あまり言葉を返してくれなかった子も、ニコニコ親しげに話してくれる姿に「大人になったんやなぁ」としみじみ。新成人、おめでとう!

2014年1月16日木曜日

2人の先生が受験生に贈った言葉

[記者・高砂]

 明けましておめでとうございます。受験前のこの時期を例えて、2人の先生から高3生へ贈った言葉が面白い。

「受験を1年に例えると、除夜の鐘が鳴り始めた。踏ん張るなら今でしょう」「人生を1日に例えると、君らは午前5時半頃。朝日を満喫し、ゆっくり旅路を整えても大丈夫」。

見方が違うと世界も変わるのですね。受験もいよいよ本番。夜明けを生きる皆さんの、ご健闘を祈ります。

年末年始に思うこと

[記者・杉本]

 年末年始から『らしさ』が失われていくのが寂しい。テレビでは紅白の北島三郎が見納めになり、富士フィルムのCMから希木樹林が消えた。初詣では華やかな着物やよそいき姿がめっきり減って、老いも若きも同じようなユニクロスタイル。 
とどめに、同居の母がおせち作りを大幅に縮小した。私は料理ベタで穴埋めは到底無理。『らしさ』が失われていくのを嘆いていたら、9歳の娘が「大丈夫、もうすぐ私が作ってあげるから。」と励ましてくれた。失ったものを嘆くより、未来に期待するとしよう。

2014年1月15日水曜日

あんまり寒くて

[情報センター・山下]

 泉ヶ丘からバスで通勤している。いつものように駅前ターミナルで「鉢ヶ峯行き」が来るのを待っていたところ、いつもの時間にやって来た…と思ったら行き先表示(バスのおでこにあたる部分の表示)は何もなく、真っ黒。車体のサイドの表示は「ハーベストの丘行き」。はあ?と思いながら乗り込み、運転手さんに「これ、鉢ヶ峯行きじゃないんですか?」と聞くと「そうですよ」と言うので「行き先表示が真っ黒ですけど…」と言うと「ええ?!」と驚いた様子。あとから乗ってきた人も「ハーベストの丘行きて書いたあるで」「違うバスかと思た」「もうちょっとで乗り過ごすとこやったわ」と口々に。運転手さん、あわててバスを降り、表示を見てはまたバスに戻って機械を調整、また車外に出て…を繰り返し、やっと通常通りになった。
「すんませんでした。あんまり冷えすぎて・・・変になったみたいです」
バスも寒さには弱いんですね(笑)

2014年1月14日火曜日

帝塚山学院大生が廃食用油を回収

[記者・野木]

大阪狭山市第3中学校区円卓会議で菜の花プロジェクトが計画された。
その中で先日、帝塚山学院大学の学生有志らによる、廃油を使った取り組みを取材。持続可能なエコライフ運動として、家庭や事業所の廃食用油を回収し、精製してバスやトラック、農業用機械などのディ―ゼルエンジンの燃料にできることを学んだ。環境を考えた取り組みの実現に向け、町中を菜の花でいっぱいにして欲しいと思う。

2014年1月9日木曜日

たこ揚げの思い出

[記者・河盛]

息子が小さい頃、たこ揚げを何度かしたことがあるが「走れ―」と言って糸を持たせてやみくもにダッシュさせていた記憶がある。

たこ揚げをする男性の取材をし、風の様子を見てタイミングを待てば、そよぐ様な風でも手を離すだけで簡単にふわりとたこが上がっていくことを知った。

走って引きずられ、揚句の果てぼろぼろになったたこを思い出し苦笑してしまった。

2014年1月8日水曜日

震度6、その時を体験


[記者・冨尾]

城山台校区で実施された防災訓練を取材した際、地震体験車に初めて乗った。阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震と同じ震度6~7を体感したが、想像以上の揺れだった。揺れるとわかっていて、身構えて座っているにもかかわらず、どこかにつかまっていないと体勢を保てないほどだった。これが突然起こったらどうだろう。家具が倒れ、ガラスが散乱した床にはいつくばる自分を想像し、95年1月17日に布団の中で感じた震度4がよみがえった。

2014年1月6日月曜日

4つのしつけを受けた人は・・・

[記者・高橋]

「嘘をつかない」「人に親切にする」「ルールを守る」「勉強をする」。この4つ全てをしつけとして受けた人は、受けてない人より年間の平均所得が86万円も高い、と神戸大学などが調査結果をまとめた、と新聞に。「4つのしつけは、昔ならいつも誰かに言われていたことだが、今は言われることが少ない」と大学教授も話している。思えば確かにそのとおりだ。所得云々はともかく、自分自身はこの4つはどうだったか。昨年を振り返って反省。