2014年10月30日木曜日

取材先でのひとコマ

 [記者・冨尾]

 釜室の田んぼで「はさがけ(刈り取った稲を天日に干しているもの)」の写真を撮っていると、自転車に乗った小学生の男の子に「何の写真撮ってるん」と話しかけられた。「これ、珍しいなと思って」と言うと「毎年、やってんで」。5人兄弟の末っ子で、自分の家は農家でないこと、自慢の自転車のことなどをひとしきりしゃべると、「悪いけど今から遊びに行くねん、じゃあ」と男前に挨拶して、さっそうと自転車で去って行った。自然と笑顔になるひとときだった。      

2014年10月28日火曜日

医者と製薬会社

[記者・藤原]

 医者と製薬会社の関係が度々取り沙汰される。ある雑誌にこんな記事があった。製薬会社の利益になるように基準値を設定してきたと。例えば高血圧の診断基準。以前は上が160、下が95だったのが、00年に日本高血圧学会が根拠もなく上を140、下を90に切り下げた。その結果、1600万人だった高血圧人口が3700万人になり、降圧剤の売り上げが2千億円から08年には1兆円超になった、そうだ。

2014年10月23日木曜日

10年ぶりのUSJ

[記者・箕浦]
 妻、娘、2歳の孫に連れられて、10年ぶりにUSJに行ってきました。話題の「ハリ・ポタ」のエリアに入るだけで数十分待ち、エリア内では修学旅行や遠足と思しき学生の団体も多く大混雑。目玉のアトラクションは待ち時間5時間の表示がされており、街の雰囲気だけ味わって早々にエリアを退散しました。行ったのが平日に関わらず他エリアも大変な混雑でしたが子供も参加できるアトラクションを皆でいくつか楽しみ、またハロウィンの扮装や化粧で楽しんでいる大勢の人たちを見て、異次元の世界を感じました。今後も刺激を求めて、テーマパークへ行ってみようと思います。

2014年10月15日水曜日

障害を表現力に。劇団・態変が梅田で公演します

[記者/横山]

この世の中、すべて健常者の価値観で成り立っていませんか? こういうもんだ、という意識を変えて違うものの見方をしてみませんか――大阪狭山市の男女共同参画推進センターきらっとぴあが主催する「ともまな大学」で劇団態変を主宰する金滿里さんが講演した。
自身も車いす生活だが31年前、既存の身体表現の枠組みを塗り替えたいと、障害者の障害自体を表現力に転じ美を創る劇団を旗揚げ。独自の芸術を貫き通す凄さに驚愕。その劇団態変が10月17日~19日、梅田のヘップホールで公演する。金さんを始めとする役者の熱い舞台を観せます。




 

2014年10月14日火曜日

老若男女が共存できる街に

[記者・浅利]

 建て替えが進んだ千里ニュータウン。若い世帯が増えてダイバーシティ(多様性)はあるのだが、お年寄りには暮らしにくくなったように見える。子どもの自転車が歩道を走ってゆっくり歩くお年寄りにぶつかりかけたり、邪魔者扱いしたり。それは今後、泉北でも起こりうること。立派な箱物ではなく、老若男女が仲良く共存できる仕掛け、ソフトの方が新しい街には重要だ。

2014年10月8日水曜日

私の紅茶の飲み方


[記者・杉本]

 本格な秋の訪れ。昼は暑くても、夜気がつくと身体が冷えている。こんな時は温かい紅茶。元々の雑な性格と5年の中国駐在経験で、私は茶葉を直接マグにいれて飲む。「お茶っ葉が口に入らない?」とよく聞かれる。勿論入る。でもそのまま食べるから気にならない。紅茶ケーキがあるし、緑茶なら丸ごと挽いてのむ位で、茶葉を食べてもなんの不思議もないと思うのだが。味も雑味がなくていいですよ。


2014年10月6日月曜日

私、持ってるかも


[記者・黒田]

「私って、何か持ってるかも」と思う瞬間。取材で車を走らせていて道を間違えたがために、偶然にもオープンしたての店を発見する。たまたま近くを通り、久しぶりに立ち寄った店で「黒田さんに連絡しようと思っててん」と言われ、記事になるネタをつかむ。プライベートでも、買い物に行き目当ての物は売り切れていたけど、超ラッキーな特売に遭遇する。ただの偶然、とも言う。

2014年10月1日水曜日

ゆるキャラ「もずやん」に住民票を交付

[記者・高橋]

 45体のゆるキャラに血税を投じる是非を問われた大阪府は、リストラを断行し「モッピー」に一本化した。当然だ。が、名前が競合したので公募で「もずやん」に改名。そして、府知事は「もずやん」を広報担当副知事に任命した。大阪市がこれに悪乗りして就任には住民票が必要だと、中央区長自ら「もずやん」に特別住民票を手渡した。ゆるキャラを喜ぶのは幼稚な子どもだけだと思っていたがそうではないらしい。大真面目に「もずやん」をヨイショする府にも市にも驚いた。