2015年1月29日木曜日

東北を訪れて

[記者・浅利]

 昨秋、初めて東北の被災地を訪れた。大船渡や陸前高田、石巻。報道で幾度となく耳にした地を車で走り、港の周りに広がる更地を目にした。復興は緒に就いたばかり、まだまだこれからだ。今年は阪神大震災から20年。高齢化や過疎化に拍車がかかる東北の20年は阪神よりもさらに厳しいだろう。街に、心に花が咲く日はいつになるのだろうか。

2015年1月26日月曜日

浜村淳さん

[記者・杉本]

 去る1月10日、関西の至宝・浜村淳さんがめでたく80才の誕生日を迎えられた。朝の名物ラジオ番組は放送40年を超えてなお愛され続けている。このお年でこれだけ活躍できる自己管理能力もすごいが、もっとすごいのはその精神の柔軟さだ。アシスタントに明治時代の記憶があるのではとからかわれた時「人をゲラゲラポーみたいに」と小学生に人気の妖怪ウォッチを巧みに織り込んで切り返した。この時代の波を乗りこなすしなやかさこそ、関西の至宝たるゆえんだろう。

2015年1月22日木曜日

職場体験実習

 [記者・野木]

 地域の店舗や幼稚園などの施設で職場体験実習を行っている中学生を取材。将来、何をやりたいのか決まっている生徒は、目標の職場に。それ以外の生徒も漠然と興味のある職場を体験しながら、少しだけ社会生活に触れる。受け入れ側は、短い時間に自分たちの仕事を知ってもらおうと工夫を凝らしながら指導されている。情報が瞬時に受け取れる今、頭でっかちにわかったつもりでいても、実体験に勝るものはないと思う。 

2015年1月21日水曜日

京都の大雪

[記者・横山]

 お正月、京都で61年ぶりの「京都の大雪」に遭遇。1日の根雪が残る2日、底冷えはしていたものの夕方までは降っていなかった。お店で食事をし、2時間後に外に出ると外は真っ白。大粒の雪がシンシンと降り続きどんどん積もっていった。雪降る京都の街並みは静かで美しかったが、天候の変化に驚き。

2015年1月20日火曜日

カーネルおじさん引退?

[記者・黒田]

 お正月明けの泉ヶ丘駅前、台車で運ばれていく「カーネルおじさん」を発見。メンテナンスかな?と思い、取材先へ向かった。次の日、ケンタッキーフライドチキン泉ヶ丘店閉店の情報をキャッチ。あぁ、そうだったのか。そうと知っていたら、引退する姿を写真に収めたのに…。クリスマスにはサンタさんこどもの日にはよろいかぶと。様々なコスチュームで楽しませてくれたカーネルおじさん。長い間、お疲れ様でした。

2015年1月15日木曜日

ニュースに報道されないこと

[記者・杉本]

 10歳の娘は主人の仕事で北京駐在中に生まれた。SARSの真っただ中に赴任して、鳥インフルエンザにも見舞われた。斜め前の日本大使館前では火炎瓶が飛び交う反日デモが起きた。日本でさんざん報道されたので、北京で子育ては大変だったでしょうと言われるが、私達には人々の温かさの方が印象深い。北京はベビーカーを押して歩けばお兄さんが手を貸してくれ、娘が泣けばおばさんたちが抱いてあやしてくれる優しい街なのだが、それは報道のネタにならない。ニュースは断面に過ぎないことを忘れてはいけない。

2015年1月13日火曜日

名は体を表す

[記者・高橋] 

 新年早々驚いた。昨年末に「生活の党と山本太郎となかまたち」なる政党ができたと。「名は体を表す」のならいったいなにを表すのか。先の衆院選で生活の党は2議席にとどまり衆参両院で4人しか議員がおらず政党要件を欠いた。このままでは政党交付金4億円をもらえないので急きょ山本太郎参議院議員をひっぱり込み政党として復活。晴れて珍名政党が誕生。主義主張以前の交付金ねらいでも、ルール違反ではないのだろう。が、こんな珍名に税金を使ってほしくない。

2015年1月8日木曜日

2015年も新鮮な情報を…

[記者・横山]

 新年おめでとうございます。2015年度は3年に1度見直される介護報酬の改定の年。泉北でも今年、地域密着型特別養護老人ホームやサービス付き高齢者賃貸住宅などが新設されます。今年も地域紙ならではの、身近で生活に密着した新鮮な情報をお届けできるよう頑張ります。

2015年1月5日月曜日

総選挙が終わり…

[記者・箕浦]

 不意打ちの総選挙は大方の予想通り、与党の圧勝に終わった。同じような光景を14年春の大阪市長選にも見た。争点を勝手に決め、判断を求める形も同じで、大義のない選挙の投票率はともに過去最低になった。為政者の短気な性格での判断で税金も無駄遣いされた。未曾有の金融緩和でじゃぶじゃぶの金が世間に流れ、700億円(市長選では約5億円)もの選挙関連費用には感覚がなくなっているとしか思えない。新しい年の春には統一地方選挙が控えている。適正な税金の配分や無駄の除去を議論できる議員が増えて欲しいと思う。