2015年2月26日木曜日

子供が犯罪を避けるには・・・?

[記者・杉本]

 小さい頃、夢中でレンゲを摘んだりバッタを追いかけていて、気が付けば真っ暗ということがよくあった。帰宅後は母の説教の嵐。なぜそんなに怒るのか不思議に思っていたが、今ならわかる。私も娘の帰宅がほんの5分遅いだけでものすごく心配だ。ましてや、今までの常識で「知らない人」「家から離れた所」「暗くなる時間帯」に気をつけなさいと教えても、子供が犯罪を回避できないようなケースが増えている。自分の子供だけではなく、この国の未来を心配せずにはいられない。

「幻の泉北三市合併」

[記者・浅利]

 『和泉市50年のあゆみ』に書かれていた1966年のトピックスはなんと「幻の泉北三市(和泉・堺・泉大津)合併」。合併を巡って賛否両論が巻き起こり、和泉市議会では可決したが泉大津市で否決。「堺はひとつ!」と反対したかどうか、堺市の対応は書かれてなかったが、結局別々の道を歩んだ三市。意外と知らない地域の近現代史を知る機会が、もっとあればいいと思う。

2015年2月19日木曜日

コミュニティのバックナンバーを見ていて

[記者・黒田]

 コミュニティのバックナンバーを整理していると、何年も前に自分が書いた「編集日誌」の欄で手が止まる。取材でのエピソード、まだ小さかった子供のこと。話題に困ると、度々子供らの笑い話などをネタにし、怒られた。読み返すと、その時々に感じたことが思い出され、懐かしく新鮮だ。記事を感謝され喜んだり、間違って謝り、反省したりの繰り返し。時々読み返して初心に帰ることも大切です。

2015年2月18日水曜日

けがをしても

[記者・冨尾]

 利き腕の右手指を3本なくす大けがをしても、左手で習字に励む人を取材先で知った。けがをしてしばらくは、痛みとショックで家にこもりがちだった事、家族と友人のおかげで少しずつ外出し、絵手紙やグランドゴルフなど趣味を楽しむようになった事、野球やソフトボールで投手を長年していたのに投げられなくなって悔やまれるが、支えてくれた人に感謝している事。自分の努力はたいしたことがないと謙虚に淡々と話す姿に、心打たれた。

2015年2月16日月曜日

振り込め詐欺にご注意

[記者・野木]

 最近、還付金詐欺などの特殊詐欺被害が多発。黒山署では被害抑止を呼びかけている。「レターパック、宅配便で現金送れ」や「絶対儲かる」「お礼するので、名義貸して」などはすべて詐欺です。役所や社会保険事務所などの公的機関からATMを使ってのお金の返金は決してありません。知らない人からの電話は無視し、上手い儲け話には乗らないよう、「おかしいと感じた時は家族や友人、警察に相談してください」と。 

2015年2月12日木曜日

さかい利晶の杜

[記者・高橋] 

 3月20日に文化観光拠点「さかい利晶の杜」がオープンする。竹山市長は、堺のど真ん中の一等地を放置できないと旧堺市立病院跡に25億円をかけ、「堺の名物として市の魅力を市内外に発信する。市民へのアピールを含めて費用対便益と投資効果を庁内外に示す」と威勢がいい。まさにこの施設で堺の魅力を発信し続けるためには投資効果向上が欠かせない。ただ、ランニングコストが1億数千万円で来訪者を15万人~20万人見込むというだけでは、自力で維持管理費も賄えそうにないが。

2015年2月11日水曜日

「表現の自由」とは


 [記者・箕浦]

 北朝鮮指導者の暗殺映画、イスラム教預言者の風刺画掲載など過激な表現により触発されたサイバーテロ、襲撃テロが続発した。「表現の自由」を理由にメディアの多くは映画製作者、新聞社を擁護しているように見える。非難する相手へも、「ユーモア」や「ウィット」を駆使して風刺するのが「西欧自由主義」の表現だと教わったように思う。笑いものにされる対象にも直接的、過激な表現を控え、見る人の「くすり」を誘う工夫が必要だと思う。私も原稿を書くものの一人として「文章表現」の仕方を工夫して、読者の感情を害さない記事を提供していきたい。


2015年2月5日木曜日

子どもたちの初体験

[記者・高砂]

 子どもたちの様々な初体験を書く時、つい「徐々に大胆に」という表現を使ってしまう。稲刈りでも演劇でも、まずは慎重に取り掛かった彼らがゆっくり順応する様を見ていると、ゼロか1か、やったかやらないかの間には大きな違いがあるのだなと実感する。様々な体験を通して無限にスイッチをONにしていく最初の20年に、私もうまく巻き込まれて刺激をもらいたい。時々、子どもたちからも見られている気配はするけれど。

2015年2月4日水曜日

日本人のマナー

[記者・藤原]

 あるイギリス人の記者が日本紹介のレポートで、日本人のマナーの良さに驚いている。イギリスの都市では下品なマナーと悪い言葉遣いが当たり前になりつつあるようで、それに比べると日本人が総じてマナーの良いことに感銘を受けるという。マナーの良い振る舞いには同じような水準のマナーをもって振る舞うことを、日本人は当たり前のこととみなしているのだろう、と分析している。

2015年2月2日月曜日

選挙権

 [記者・冨尾]

 選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる動きが進んでいる。海外では18歳以上が主流だ。若者は政治知識が乏しいとの反対意見もあるようだが、知識が乏しいのは若者だけではなく、興味がない人はどの世代にもいる。未来を担う若い世代の意見が、政治に反映するのは賛成だ。それにともなって、大学や駅で投票できれば、若い世代の選挙率も上がると思う。