2016年1月28日木曜日

寺内町のマイノリティカフェを取材して

[記者・野木]

 富田林市の寺内町に、カフェや雑貨屋など多数の店舗が増えて来た。昨秋にはマイノリティアートプロジェクト主催のカフェもオープン。ひきこもりや生き辛さを抱えている人や、賛同された有志らによって運営されている。1階はカフェや作品展示、音響機器などを備えているステージ、2階は多目的スペースになっていて、「違い」が素敵に輝く居場所作りのほか、交流会、講座、イベントなどにも使用できるよう。和の趣が色濃く残る町並みの中、新しい感性との融合が新たな町を作っていくのを期待したい。

2016年1月27日水曜日

何のための住民投票か


 [記者・横山]

「何のための住民投票だったのだろう?」と憤る和泉市民は多いはず。住民投票で現地建て替えを上回った市庁舎の和泉中央に移転建て替え案。条例改正案が12月15日、市議会本会議で否決された。別室の傍聴席が設けられるほどの多くの傍聴人と報道陣が詰めかけた議会で、出席議員の3分の2の賛成に1票足りず、あっさり否決された。現地が借地であることはどうなる?民意の尊重はないの?たくさんの課題が残ったままだ。

2016年1月25日月曜日

番組収録を取材して

[記者・野木]

 はつしば学園小学校で収録されたテレビ大阪「かがくdeムチャミタス!」を取材。立命館大学産業社会学部の山下芳樹教授の講義がユーモアたっぷりでわかり易く、また、番組レギュラーの石田靖さんの掛け合いが絶妙な上、好奇心旺盛な表情に引き込まれた。科学の不思議を実験・検証した児童らは、大興奮。ワクワクした顔をしていた。科学実験の楽しさを味わえる番組を通して、科学に興味を持つ児童がきっと増えると思う。

2016年1月21日木曜日

堺市の学力「府内トップテン」への道

[記者・高橋]

 竹山市長が記者会見で全国最低水準の堺市の学力を「府内トップテンに」という壮大な目標を再度打ち出した。が、そのための具体策はなにも練られていないようだ。また、堺市の学力ランクについて堺市教育委員会の認識・分析は極めていい加減だ。スタートラインも分からず目標だけを決めてどうやっていくというのか。学力向上には様々な取り組みが必要となってくるはず。が、一事が万事。「トップテン」への道は険しくなりそう。

2016年1月14日木曜日

政令指定都市の台所事情

[記者・浅利]

経済紙に載っていた自治体財政の調査結果。政令指定都市が、中小都市よりも台所事情が厳しいとあった。税収などの継続収入に対する、人件費など固定の経費の割合を示す「経常収支比率」が堺市の場合、95.3%。わずか4.7%しか自由にならず、新しい行政課題に対応できていないとか。「堺はひとつ」と言って団結力を高めても、無い袖は振れない。背伸びして政令市になった”つけ”は重い。

2016年1月12日火曜日

野生動物による農業被害が増えて

 [記者・羽鎌田]

 農業ボランティアに携わり、農家の人たちの話しを聞く機会が増えてきたのだが、最近特に野生動物による被害が増えてきているという。全国的には森が荒れニホンジカが急激に増えたり、農業従事者の高齢化により耕作放棄地が増え、生息域が広がったイノシシの被害も増えている。
 河南地域でもその2種に加え、アライグマの食害がひどくなって、最近では人里近くまで降りてきてサツマイモや葉物野菜まで被害が及んでいるという。要因に温暖化とハンターの高齢化による減少があるかも知れないが、森が荒れてきていることなどに、自分たちが何か出来ることはないかと思う。
       

2016年1月7日木曜日

阪急電車

 [記者・岩谷] 

  先日、阪急電車についての記事を読んだ。インターネット上では「美しすぎる通勤電車」として有名だとか。あずき色の車体は「阪急マルーン」と呼ばれる独自の色で、高価なポリウレタン樹脂塗料を使っているそう。言われてみれば確かに、その車体はふっくらと厚みを持って艶やかだ。車内の座席のグリーンも、日よけのブラインドもとても美しい。だが一番の美しさはきっちりと掃除の行き届いた清潔な車内のように思う。

2016年1月6日水曜日

おみくじの順序

[記者・黒田]

初詣で引くおみくじの順序ってご存知。日本各地の神社を包括する神社本庁によると、上から大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶とか。私は今年、小吉を引いた。「物事堪忍を専にし慎みを旨(むね)とし…」とある。謙虚な気落ちを忘れず、コツコツ頑張れということですね。人生=修業!今年もよろしくお願いします。

平均身長

 [記者・藤原] 

 徳川将軍の平均身長は約155センチ。正室・側室は約145センチだったという。当時の一般成人もそれを上回ることはなかっただろう。いまより15~18センチ低い。中学1年の男子、小学6年の女子のレベルだ。もしそのころ、目線が15センチ上がっていれば、景色は変わり、日常生活は様変わりしていたのではないだろうか。