2012年12月28日金曜日

衆院選での民意

[記者・藤原]

民意はときに暴力的ですらある。先の選挙で自民に奈落を覗かせ、それでもかつかつ三桁の数を与えて反省を促した。ところが今回民主には、先の五分の一にも届かない二桁の数しか与えなかった。センセイの質の悪さは際立ってはいたが、それにしても、である。大勝の自民は結果の凄まじさに悦ぶより慄き、健闘の維新はこれほどの流れに掉ささないようにと腰が引ける。お客様は神様ですといった人がいたが、センセイにとって民意は神様。阿れば身が持たないし、逆らえば祟りが怖い。その怖さを一度味わった自民は、サジ加減に夜も眠れぬほど悩むのだろう。



0 件のコメント:

コメントを投稿