2013年12月27日金曜日

片付けで出てきたもの

[情報センター・山下]

本紙事務所も年末で大掃除・・・というほどでなもないが片付けものをしていると、出てきたのが阪神大震災直後の被災地の写真。いずれも社長が撮ってきたもの(ここに載せたのはごく一部)。
改めて見ると、やっぱりものすごい地震だったと思う。腰を下ろしているひとは呆然としているのか、ひょっとしたら身近なひとの消息を探しまわって疲れたのかもしれない。

社長がこれを撮ってきて見せてくれたのはついこの間のことのように覚えているが、1995年といえば、来年の1月17日でまる19年になるのだ(びっくり)。

もちろん、フィルムカメラである。コミュニティでデジカメを使い始めたのは1999年のことだ。






2013年12月25日水曜日

「なんじゃもんじゃ」の木

[記者・藤原]

当麻寺西南院の境内で千両万両が色をつけるなか、葉を落とし細った若木が名札をつけ植わっている。

「なんじゃもんじゃ」。
不思議な風景に、見つめるうち空想におちた。真言浄土が並立する当麻寺なら、「なんじゃもんじゃ」も念仏のひとつでは。響きに正統の貫禄がある。
千年の昔、襤褸をまとい「なんじゃもんじゃ」を唱え、殷賑極める門前を練り歩く一群を想い浮かべると、西塔を鳥が捲いた。

2013年12月23日月曜日

お疲れさま!

[記者・黒田]

 この時期、クリスマスケーキで大忙しのケーキ屋さん、おせち料理で大わらわの料理店を取材して、その働き振りにいつも脱帽。皆さん「かきいれ時ですから」とさらりと言うが、ほぼ不眠不休で乗り切る。そんなシェフをパパ、ママに持つ子供達は、生まれた時からクリスマス、お正月はいつもおじいちゃんおばあちゃんのところで留守番、というのも少なくない。楽しい団らんの時を提供してくれるシェフとその家族に、ちょっと早いけどメリークリスマス&ハッピーニューイヤー!




2013年12月20日金曜日

沿線住民の1人として

[記者・箕浦]

 泉北高速鉄道の「ローンスター」への売却案が府議会で否認された。最大要因は料金値下げ(中百舌鳥乗継での)提案が「ローンスター」10円、「南海」80円と判明したことによる。しかしこの値下げ提案額の差は当然で中百舌鳥・和泉中央間しか営業しない落札者の「ローンスター」は「南海」とは別線で運営せざるを得ず大幅な値下げは困難と思う。「南海」の80円値下げ提案は同じ経営の高野線への乗り継ぎで初めて可能になる。それでも中百舌鳥以遠への乗客が多い沿線住民の一人として便益が高く、ファンドより安心感のある「南海」への事業譲渡が妥当であると思う。今後「南海」に譲渡されるとしても、全国的に高いとされる泉北線内の駅間での料金値下げが必要で、期待し、注目していきたい。 



2013年12月19日木曜日

おすすめの本と紙芝居

[記者・横山]

 友人の秋田県在住の小児科医で童話作家の井嶋敦子さんが脚本を手がけた「たべられないよアレルギー」(童心社)と、心といのちを守る童話集の1つを執筆した「ぼくたちの勇気」(国土社)が立て続けに出版された。どちらも子ども自身が命を考えるきっかけを、小児科医ならではの警告を鳴らしながら物語として描かれ興味深い。子どもにぜひ見せたい紙芝居と、読ませたいお薦めの本です。




2013年12月16日月曜日

四半世紀の間に何が?!


[記者・杉本]

 卒業から四半世紀たち、高校の同窓会をすることになった。
 幹事になったので出欠を取り始めた。これが驚きの連続。私がセーラー服の乙女から体脂肪率40%のオバちゃんに変わったように、同級生もめまぐるしく変化したのだろう。名字、住所、勤め先。女子校ということもあって、前回の名簿の項目は訂正に次ぐ訂正だ。
 皆からの返信を見る度、何があったのか、何をしているのかが知りたくなる。同窓会の成功というより、好奇心を満たしたいから一人でも多く出席してほしいというのが偽らざる本音だ。









2013年12月13日金曜日

流行語でいえば

[記者・浅利]

今年の流行語でつぶやくと――「じぇじぇじぇ」だった泉北高速の売却先。アピールするなら「今でしょ!」とばかりに堺市議会が反対決議文を出したが効果はあるだろうか。交通費が高いと何かと敬遠される。観光ボランティアがせっかく南区でも「お・も・て・な・し」を広めようとしているのに。大阪維新の会への期待が高かっただけに「倍返しだ!」と言いたくなる。




2013年12月11日水曜日

何事も、すべてにいいことはない

[記者・高橋]

全国学力テストの学校別成績の公表は、成績の優劣がいじめの原因になったり、現場で教師がこっそり答を教えたり、親たちが成績の悪い校区に偏見を持ったりランク付けしたりするからよくない、とのご意見が。
公表してもしなくても、このような不届き教師やいじめ生徒はどこにも何%かは生息しているでしょう。そして、公表したからといって全部が良くなるわけでもありません。
野球やサッカーなどはランク付けには抵抗感が薄くむしろ競争が奨励されているのに、学力テスト(勉強)になるとなぜ腰が引けるのでしょうか。




2013年12月5日木曜日

エネルギーに感服

[記者・河盛]

若者目線で人、情報、地域をネットワークするさやま未来プランナーのメンバーらのエネルギーはすごい。質問したことにメンバーが次々に話をしてくれるのでメモが追いつかないくらいなのだ。たった30分ほどでも十分感じたコミュニケーション力の高さと、実体験から得た彼らの自信はすばらしかった。
「自分の育ったまちが大好き」と語る笑顔「いいね!」



2013年12月3日火曜日

「みそがミソ」

[記者・高砂]

先日みそ作りを取材した高辺台小には、3年生が種→大豆→みそ→みそ汁の流れを1年かけて理解するという素敵な取り組みが根づいている。子どもたちは、地域の人や大学生らと一緒に麹の臭いで驚き、大豆本来の味に「おいしい!」と瞳を輝かせた。
保育園から大学まで、「お客さん」として目にする学校はほんの一部でしかないけれど、新聞をにぎわす負の側面もまた、ほんの一部なのだと信じられる気がした。   



2013年12月2日月曜日

朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや

[記者・冨尾]

独身時代の友人2人と10数年ぶりに会った。他県へ嫁ぎ、お互い仕事や家族の都合でなかなか会えず、電話やメールのやり取りだけだった。
今回もみな仕事が忙しく、2時間ほどだったが、10年間の報告をしあう濃い時間だった。「こうやって会えるなんて、私ら幸せ者やねえ」「有難いよね」と言いあったが、「若い時は絶対言えへんセリフやね」とおばさんを痛感。