2010年10月12日火曜日

蔭涼寺のキンモクセイとギンモクセイ



 和泉市信太山にある曹洞宗の禅寺・蔭涼寺。取材先で教えていただき、連休に行ってきました。

 山門をくぐると、樹齢350年のギンモクセイとキンモクセイの大木が本堂を覆い隠すように並んでいます。その間の本堂に続く道を歩いて行くと、黄金色の小花をたくさんつけた枝がまるでトンネルのように上から覆いかぶさってきています。そのトンネルをぬけると、体全身が甘い香りに包まれます。残念ながら私が訪れた時は、ギンモクセイの花はほとんど散ってしまっていました。キンモクセイほど香りも目立たず控え目なギンモクセイですが、こんな大木に真っ白な小花が満開になったところは、さぞかし見応えがあるでしょう。

 小さい頃からキンモクセイの香りで秋の訪れを感じ、小ビンに小花をあふれるほど集めたことを思い出します。他の花と違い、キンモクセイの香りは、物悲しい感じがしませんか?えっ?トイレの芳香剤なんて言わないでくださいね。  記者T 

2010年10月7日木曜日

「卍」(まんじ)が・・・こんな近くに!

那智勝浦町の海岸から 妙法山阿弥陀寺近くを見ると、「卍」が見えます。

http://kumanoshimbun.i-kumano.net/news/2007_02/20070209_00.htm


はるかかなた山の上に見えましたが、自転車でチャレンジすることに・・・。
大門坂(熊野古道)を出発して 観光道路を登りました。
日曜日なので観光バスをさけて朝の7:30に出発。
1時間7分で、「卍」がこんなに近くに!


途中、「綱渡し」という場所は すごくしんどかった。 どういう場所かはわかりませんが。
何度も車で見ていた場所なので、絶対、登れないと思っていましたが、やってみないとわかりませんね〜。
四十路後半も、まだまだイケルぞ!と少し自信をとりもどした一日でした。

                        コムネット M 

2010年10月6日水曜日

やっとヒガンバナが咲いた


ヒガンバナって、毎年しっかりお彼岸にあわせて咲いてくれるきちょうめんな花ですが、今年はちょっと遅かったようです。やはり猛暑の影響でしょうか。光明池駅前のここでも、少し遅れてやっと満開になりました。
近くの駐輪場に勤務する人がお世話してくださってるそうですが、こんなところにどうやって植えたのか、高所恐怖症の私には想像もつきません・・・。(情報センター・Y)

2010年10月4日月曜日

すえむら資料館のこと

 泉北考古資料館が、今年4月から堺市立泉北すえむら資料館となったことはご存知の通り。
 泉ヶ丘駅の陸橋には府立のころから、同館の催しの案内板が立っている。特別展の内容が変わるたび、ポスターが張り替えられていた。いまはどうなっているかと見れば「須恵器の里・『陶都』」と書いてあるが会期が記されていない。そこで「あれは特別展なんですか?」と電話をかけて聞いたところ「いえいえ。常設展です。予算がないので」との答え。

 府立のころは「特別展」「速報コーナー」「優品展」と、次々に企画が打ち出されていたことを思うとなんだかさびしいものがある。しかし、いろいろ企画を出してみても入場者数が増えなかったから府が手放したわけで、そう思うと「常設展だけじゃなく、特別展も」と無責任に言うわけにもいかない。

 だいたいが地味な施設である。見た目にカラフルなものが展示されているわけでもないし、素人には正直、説明されても学術的価値がわからなかったりする。いろいろ工夫してみても、急に大入り満員になるとは考えにくい。そもそも一般的に博物館の役割はまず「資料の保存・収集」、そして「展示」。展示だけの「ギャラリー」とは違う。とりあえず、貴重な資料が散逸せず、いつでも見られる状態にあるのだから、それでよしとすべきなのかもしれない。

 とはいえ、せっかく「須恵器の里」なのだから、そのことはもっとアピールすべきだと思う。そのうえで、須恵器の里のシンボル的存在として、すえむら資料館があればいいと思う。
 冒頭に書いた「案内板」もかなりみすぼらしくて、だれも気付かず通り過ぎてるように思うのだが…。(情報センター・Y)