2013年9月30日月曜日

堺市財政は健全か?

[記者・高橋]

9月19日号の決算記事について読者からご意見を頂いた。「増えた借金の大半は普通交付税に代わる臨時財政対策債で借金ではない。堺市の財政は常識的には健全だ」と。
健全か否かは見解の相違ですが借金について言えば、確かにここ5年で増えた借金757億円(普通会計)のうち551億円が臨財債。しかし、臨財債といえども堺市の“責任と判断”で発行した地方債でまぎれもない借金です。
堺市は安易に、臨財債に依存し大型予算を組んで、市財政を運営してきたのもまた事実。借金漬けの国が補てんしてくれる保証はどこにもないのに…。
堺市の市税収入は、ここ5年1324億円~1310億円と低迷しても、全会計の借金は6813億円にのぼる。



2013年9月25日水曜日

若い友人を

[記者・野木]

取材で介護士の方の話を聞くことが多い。
高齢者の人は同年代の友人も大切だが、できれば20歳でも30歳でも若い友人を持つことが大事なんだとか。気持ちが若返るだけでなく、年が離れていると、お互いに余裕を持って接することができるらしい。
社会全体で持ちつ持たれつの関係を築くことで、様々な不安が解消される世の中になって欲しいと。



2013年9月23日月曜日

7年後の遠いオリンピック

[記者・冨尾]

2020年のオリンピックが東京開催決定になったことが、取材先で話題に。担当が自治会・老人会なので、高齢の方が多く、「元気にしているかどうか」「ここにいる何人が見ることができるかな」と、心許ない発言が。
「この年で7年先は遠すぎるわ」と。
今にも開催のような盛り上がりだが、7年も先のこと、自分を取り巻く環境も変わっているだろうし、何より、自分の年齢を計算して愕然となった。どうか、みんな元気にオリンピック観戦できますように。



2013年9月18日水曜日

お礼

[記者・藤原]

このブログ7月31日の「気になること」でつぶやいた方位方角の表し方について多くの方から情報を頂き、誠に有難うございました。心よりお礼申し上げます。気象学に基づくものや、固有名詞と抽象名詞との違い、あるいは年代による使い方の相違、または中国の方位のありようから推測するなど多岐にわたり、貴重な考察を頂きました。改めて己が浅学をしる一方で、なにやら空恐ろしさすら覚えました。これからも心して携わって参りますので、よろしくお願いいたします。



2013年9月16日月曜日

夏休みの思い出が

[記者・横山]

深い緑の山に囲まれた和泉市横山地区で取材。夏休みには同町にあるお母さんの実家に従姉弟達が集まり沢ガニ捕りをしたり、夜は蚊帳の中で遊んだ話を聞き、場所は違えど同じような体験をした私も子どもの頃の夏休みが久々に蘇り懐かしさいっぱい。2学期がスタートした学校では子ども達、どんな思い出を持ってきたかな?


2013年9月13日金曜日

お月見シーズン

[記者・黒田]

19日は中秋の名月。ところで月見だんごといえば関東ではまん丸であんはのっていないが、関西では片側がすぼまった楕円形で、帯状にあんがのっているのが一般的。この形は、収穫時期を迎える里芋に似せており、あんは月に雲がかかる様を表しているとも。また、中秋の日に雲に隠れて月が見えないことを「無月(むげつ)」、雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するのもよしとされる。今宵の月はいかがでせう。



2013年9月12日木曜日

暑さのせいか

[記者・四ノ宮]

 猛暑だった今夏、救急車のサイレンが絶え間なく鳴っていた気がする。
 救急隊員に聞くと、暑さの影響もあるのか今年は交通事故が多かったそうだ。大阪府は9月1日、交通死亡事故多発警報を発令した。8月中の死亡事故は23人と前年(24年)比8人増。22年が10人、23年が11人と比べると倍近い。まだまだ暑い日もある。体調と相談のうえ、安全運転を心掛けたい。



2013年9月9日月曜日

気分は複雑

[記者・河盛]

 完全予約制と言われる話題のスイーツ店を予約した。わくわく気分でネット予約したものの、返信されたメールの内容にテンションが少々下がり気味に。滞在は1時間まで、事前オーダーのみ、飲み物のお代わりは制限時間の20分前まで、子どもは入店お断りなど、ぎっしりと記されていた。そろそろ予約日だ。複雑気分の人気店体験になりそうです。



2013年9月6日金曜日

身銭を切って電車に乗るべし

[記者・高橋]

 堺市は、阪堺電車を10年で黒字にするという。だが、支援4年目になってもさしたる効果もなく苦戦続きだ。なかでも堺市内線は100円稼ぐのに200円をつぎ込むというありさま。これで電車を走らせるのは、もはや採算度外視の慈善事業だろう。
 本当にチン電存続を願うなら、今の3倍ぐらいの電車賃を払って利便性に目をつむり身銭を切って電車に乗るべし。100円、200円の割安運賃で乗りながら、阪堺線の再生を期待するのはもう無理な状況では…。


2013年9月4日水曜日

このような学校があれば

[記者・藤原]

 小学時代はランドセルを廃止し、教材は全て机の中。手ぶらで登下校し、長期の休みも含め宿題はない。勉強は授業だけで、英語教育などもってのほか。ひたすら体力増強に努める。試験と名のつくものは一切ない。中高では代替として、各自が定めたテーマごとにレポートを提出し。書茶花道を必須とし、音楽美術の枠を充実させ、体育の部活を義務付ける。携帯電話は下校時まで保管庫に。入学試験は言葉遣いと行儀。中高で作文を追加。このような学校ならどうだろう。適齢期のわたしなら逡巡しただろうが、いまのわたしなら迷わず入校を希望する。ただ、教えられる側は無論のこと教える側の質も問われ、「でも、しか」先生では務まらない。「銀の匙」で6年間、国語という授業をおこなった灘の先生のような信念と情熱と力量を備えた人を多く必要とし、そのことが開校の最大の課題になる。


2013年9月2日月曜日

いつのまにか高級品

[記者・杉本]

 ふと気付けば高級品になってしまったものがある。
 秋の美味代表・松茸。この時期になると、箱に松葉が敷き詰められた国産品を頂き物で頂戴していたが、稀少品になった現在では夢のまた夢。料亭で一切れお目にかかればいい方だ。
 鯨肉。水菜と甘い醤油味の出し汁で炊いた鍋は定番だったが、今や専門店の味だ。
 そして、最近我が家でもめたのが土手焼のスジ肉。両親のリクエストで国産スジ肉を買いに行ったら、単価が国産ステーキ肉より高くて断念してしまった。両親から非難の嵐だったが、これって私が悪いのか?