2012年12月28日金曜日

衆院選での民意

[記者・藤原]

民意はときに暴力的ですらある。先の選挙で自民に奈落を覗かせ、それでもかつかつ三桁の数を与えて反省を促した。ところが今回民主には、先の五分の一にも届かない二桁の数しか与えなかった。センセイの質の悪さは際立ってはいたが、それにしても、である。大勝の自民は結果の凄まじさに悦ぶより慄き、健闘の維新はこれほどの流れに掉ささないようにと腰が引ける。お客様は神様ですといった人がいたが、センセイにとって民意は神様。阿れば身が持たないし、逆らえば祟りが怖い。その怖さを一度味わった自民は、サジ加減に夜も眠れぬほど悩むのだろう。



2012年12月26日水曜日

今年も近づいてきましたが

[記者・杉本]

 大みそかになると、毎年我が家ではテレビをめぐって小さな文化的摩擦が起こる。クラシック一家に生まれてマリンバ演奏を今も趣味で続けている夫と、コテコテな大阪人の家庭に育った私。お笑いや旅行番組など、普段好むテレビ番組はほぼ同じなのに、一年の締めくくりという気分がそうさせるのか、大みそかの夜だけはジルベスターコンサートと紅白を互いに譲れない。結果、違う部屋で過ごしている。一人で別の部屋に行く夫の背中を見ると寂しい気もするが、紅白を見ない方がもっと寂しい。ストレスは少なめに、が夫婦円満の秘訣。



2012年12月20日木曜日

衆院選が終わって


[記者・冨尾]

3年ぶりの衆院選、選挙前から世論調査で自民党圧勝と言われていた。たかが自分の1票で何が変わる?と思いつつ、さて誰に投票しようかと考え、気づいた。
所属政党を変えた候補者が多いことに。当選だけを目的にしているとしか思えないし、もちろん政治理念が一貫していないのはいわずもがな。問題が山積みの日本、「待ったなし」の政治はどうなるのだろう。




2012年12月19日水曜日

ただいま大掃除中

[情報センター・山下]

 いよいよ年末。コミュニティ事務所は来週いっぱい開いていますが、時間のあるときに、できるところから掃除を始めています。
 これはエアコンのお掃除中。何やら手術中のような雰囲気でしょ。あちこちきれいになって、新しい年を迎えるぞ!



無事に年を越せる幸せ

[記者・浅利]

 年賀欠礼の葉書に、私と同じ年の奥様が病気で亡くなられたとあった。無念なお気持ちを思い、しみじみとため息が出た。今年一年、整形外科のお世話になることはあったけど、無事に年を越せる。それだけでも幸せなのだ。心配事や、煩わしいことがあるのも、生きている証。来年がどんな年になるかは神のみぞ知る。小さな幸せを大事にしようと思う。



2012年12月13日木曜日

ピアノ演奏会を取材して


[記者・横山]

「何かを始めるのに遅すぎるという事はない」。先日取材したケアハウス美和文化祭での入居者さんによるピアノ演奏会は、この言葉通りの場面だった。
 89歳を筆頭に3人の演奏者は、それぞれ8年前や3年前に入居後、初めてピアノの鍵盤に指をのせた人達。
「水色のワルツ」や「北国の春」の演奏では、観ている人らが演奏に合わせて合唱。ここでは「もう、歳だから何もできない」は通用しないよう。来年への英気をもらいました。





2012年12月12日水曜日

子ども達に生き抜く力を!

[記者・四ノ宮]

子供達のサバイバル力を育てようという試みが南消防署で始まった。これは火災や災害から子供を守るアメリカの知恵を紹介した長谷川祐子さんの冊子をもとに、ママさん消防士山本さんが取り組んでいるもの。万が一火災に遭って服などに火がついた時は「止まって、倒れて、転がって」体についた火を消す。体で覚えた事は忘れないだろう。アメリカでは火災になった家からの大脱出を子供達に教えるという。子供が1人で災害に遭う可能性も大きい。子供自身が生き抜く力をつける時代になったようだ。



2012年12月7日金曜日

まだ懲りない自治体のハコモノ

[記者・高橋]

 堺市が、25億円かけて千利休などをテーマにした文化観光施設を造る。堺の歴史文化を発信し観光誘客を図るのが目的。だが、コスト(施設管理費・運営費)の試算や収支計算に基づいた維持管理計画もなく、資金計画もない。ないないづくしでも税金と借金で施設はできる。で、ほかを見ると年間40万人が訪れる大阪市の人気博物館「キッズプラザ大阪」が、赤字の施設はいつまでも続けられない、と閉館を検討中だ。堺市は直ちに施設の投資効果を真剣に検討すべきだ。造るのはそれからでも遅くない。



2012年12月3日月曜日

マイクをまわさないで


[記者・冨尾]

イベントなどの取材で「コミュニティさんからも一言お願いします」と、マイクが回ってくる時があります。子供の頃から人前で話すのが苦手で、大人になってからも緊張して心臓が爆発しそうなのは変わりません。文章を考える頭も、笑顔だった顔も一瞬にしてフリーズ。そのため、気の利いたコメントなど言えるはずもなく、極力手短な挨拶になってしまいます。いつも話し終えると自己嫌悪に陥りながら、他の人の流暢な話し方に拍手を送り羨望の眼差しを注いでいます。





2012年11月28日水曜日

「もうひとつの彼方伝説」

[記者・高砂]

 天の川伝説を石川に置き換えて作曲された創作組曲「彼方(おちかた)伝説」。この曲が生まれた滝谷不動駅近くの高橋では、風変わりな織姫と彦星が出会いの時を待っている。石川をはさんで東西に位置する錦郡小と彼方小の児童が描いた絵画だ。欄干に飾られた絵が毎年両側から増えて、数年後には真ん中で出合うという。年に1度しか会えない夫婦よりもどかしいけれど、今から楽しみにしています。





2012年11月22日木曜日

195番目に有名な国

[記者・藤原]

「山陰地方の自慢は何ですか」というテレビCMが流れている。以前、「日本で47番目に有名な県です」や「鳥根県でも正解にしましょう」という島根県のコピーに吹き出したことがある。タタラ製鉄で一世を風靡してヤマタノオロチの伝説を生み、東大寺大仏の鋳造に鋼を提供し、ある時期、全世界の銀のあらかたを産出、西欧の羨望を得た島根県。時代の趨勢よ、との一言では片付けられまい。いまの国造りをみていると、「地球で195番目に有名な国」になる日もそう遠くないようにおもわれてくる。



2012年11月21日水曜日

政務調査費の使いみち拡大

[記者・高橋]

 8月の国会で「地方自治法の一部改正法」が成立し、地方議員の政務調査費が「調査研究」以外のその他の活動にも使えるようになった。このお手盛り改正で政調費の使用目的を緩和し使途の拡大を認めた。以前から方々で政調費の非常識な支出が問題になってきた。堺市でも先日、地裁が吉川守市議の政調費に目的外支出があり違法だとして市へ192万円の返還を命じた。堺市議の政調費は、一般の勤労者の平均的月給にも等しい毎月30万円。使いみちが広がっても心して使われんことを。



2012年11月16日金曜日

今年もあっというまに

[情報センター・谷尻]

年越しそばを食べ、正月を迎えたのは、ついこの前。片付けそこねたクリスマスリースが棚に残ったまま次のクリスマスがやってくる。日々の流れが年々テンポアップすることにこの時期がく然とする。今年は私生活でいろんな変化があり、年齢を感じることも多々。新しいことを覚えようとすると直前のことを忘れ、資料と目の距離が遠くなり。80代、90代で活躍する人の記事を読み直して、気合いをいれようっと。



2012年11月11日日曜日

イルミネーション点灯式に遭遇

[情報センター・山下]



 昨日(11月10日)、たまたま泉ヶ丘駅前に行ったら何やら楽しげな音色・・・「Sleigh Ride」のメロディが。「イルミネーション点灯式」があるとのことで、ステージの上では三原台中学校吹奏楽部の演奏が行われているのでした。おお、さすが全国大会に進出するだけの実力。すばらしい演奏です。

 商店会の会長さんは「えー、あとひと月でクリスマスとお正月がやってきます」とあいさつ。ええっ、ちょっと早くないですか?!まだ11月10日ですが・・・まあいいですけど。
 そして、予定時刻の午後5時。彼女たちの奏でるファンファーレの中、スイッチオン! 噴水に設置されたイルミネーションが華やかに点灯。


 そのあとはプール学院大学の学生さんたちがクリスマスソングをハンドベルで演奏。こちらもすてき。雰囲気たっぷり。もうクリスマスは近づく一方・・・。あきらめました。クリスマスでも来年でもとっととやってきてください。


 そんなわけで今年もあわただしいシーズンへと突入したようですよ、みなさん。

 会場でこんなものが配られていて、私ももらいました。ケミカルライトといって、ライブ会場などでも使われるもの。いや、でも・・・これを生かす機会がなかったような? 


2012年11月7日水曜日

広報担当さん大忙し

[記者・浅利]

 駅伝大会を取材した時のこと。自治会の広報担当の方が、熱心に「わが町の選手」を撮影、取材しておられた。大変ですねと声をかけると「自治会活動が盛んで、こちらは大忙しです」と苦笑された。活動が盛んだから広報が充実するのか、広報が充実しているから活動が盛んになるのか。きっと相乗効果があるのでしょうね。地元への思いは、コミュニティの記者以上だと感じ入りました。



2012年11月5日月曜日

安さに驚く

 [記者・杉本]

 デジタルカメラを買い替えようと家電売り場に行ったら、一般的なモデルの価格帯が考えていた予算よりもずいぶん安くて驚いた。思い返せば、小学校低学年の子供が生まれた時に最初に買ったデジカメは、画面が小さかったし、処理速度も遅かった。2度の買い替えを経た現在、連射撮影できて、デジタル画質のビデオ撮影までできるのに、価格は半分以下。となると予算内での選択肢が多くなりすぎて、結局決め切れずに帰ってしまった。こんなにすごくて安いのに、スマホで十分、と考える人が多くて売れ行きが悪いんだとか。なんだかぜいたくすぎる気がしますね。


 

2012年11月2日金曜日

モンスターも神様?

[記者・黒田]

お店を取材しているとしばしば、モンスターなお客さんの話を耳にする。そば屋できしめんが食べたいと言う。閉店間際の回転ずしで大量の持ち帰り注文、品切れのネタにぶち切れ。はしご酒の締めに入った店で、何も注文せずに寝てしまう、などなど。さすがに、そば屋できしめんは出せないが、残っているネタで必死にすしを作り、お客さんのためにタクシーを呼ぶ。客商売は広い心じゃないとね~。お酒が入ると、モンスターが急増するらしい。そろそろ宴会シーズン。変身しそうな方はご注意を。


2012年10月31日水曜日

酒蔵どおり、にぎわってました!

[記者・河盛]

 高野街道まつりのイベント「フード&クラフト」のにぎわいはすごかった。酒蔵どおりが身動きできない程の人で埋め尽くされていた。大勢の女性でにぎわう京都知恩寺の「百万遍さんの手作り市」に似たこだわりやロハスを感じるものだった。知恩寺の手作り市は25年間続くもので仕入れ品などは一切並ばず、店主(作者)のこだわりを聞いているだけでも楽しいもの。酒蔵どおりでの印象も次回への期待がふくらむ厳選やこだわりを感じるすばらしいものだった。





2012年10月30日火曜日

「こども編集部員」募集中だそうです


[情報センター・山下]

 エンブックスといえば桃山台出身の西川俊充さんが起こした絵本専門の出版社。脚本家の今井雅子さんがお話を書いてできた「泉北コラボ」の絵本「わにのだんす」は本紙記事でもご紹介しましたので、覚えておられる方も多いと思います。
 そのエンブックスでは現在「こども編集部員」を募集中。エンブックスから送られる絵本の「ラフ」を子どもさんに読み聞かせて「良かった点」「改善すべき点」をレポートするというもの。絵本が完成すれば「こども編集部員」として裏表紙に名前が掲載され、できあがった絵本をプレゼントしてもらえるそうです。とても楽しい企画ですね。
 エンブックスは東京にありますが、この企画に参加するのはメールが使える環境でさえあればどこの人でもオッケーだそうです。2歳〜5歳くらいまでのお子さんをお持ちの方、応募してみませんか? くわしくはhttp://enbooks.jp/kids-staffを参照してください。



2012年10月29日月曜日

あの日の続きを生きていく

[記者・高砂]

 先日、東北支援に詳しい女性から話を聞いた。苦労して操業を再開した工場が社員募集を行ったそうだ。応募は上々、いい人材が見つかったと喜んでいると、後日断りの電話が鳴った。「沿岸地域で働くのだけはやめてと家族に諭された」という。被災地で今すぐほしいものを問うと、必ず上位に仕事が入る一方で、そんな現実もある。誰が悪いわけでもないけれど、あの日の記憶が今も復興を阻んでいる。


2012年10月24日水曜日

胸が熱くなった

[記者・冨尾]

 先日、三原台中学校吹奏楽部を取材した。音楽室にぎゅうぎゅうに集まって、生徒どうしで教えあいながら楽器演奏をする姿から、一生懸命さが伝わって胸が熱くなった。もちろん演奏会で演奏を聴くのも感動するが、日頃の練習している姿も目が離せない。自分の子供と重ね合わせ、頑張っている子供達を応援したくなった。また、職員室までわざわざ案内してくれた女生徒さん、ありがとう。子供の後ろに親御さんの姿が感じられる取材でした。



2012年10月22日月曜日

神戸「インディアメーラ」を楽しんできました

[記者・横山]

神戸メリケンパークで開催されたインドの祭り・インディアメーラで、大好きな料理や舞踊などインド文化を思い切り楽しんできました。
ポートタワーの下に設置された特設ステージで初披露された三原台在住のインド舞踊家・柳田紀美子さんと、狭山在住のダンサー・ザビエル守之助さん共演のダンスが始まるとその舞踊を一目見ようと関係者が集まり客席がいっぱいに。インド人もビックリ!のダンスは素晴らしかったです。






2012年10月17日水曜日

文化サークル担当です

[記者・浅利] 

10月から担当が変わりました。これまで高校・大学生の頑張る姿に感動、スポーツに汗を流す老若男女に感激、そして歴史ある寺社や自然豊かな農地、公園で癒される日々でした。お世話になった方々にお礼申し上げます。そして文化サークルの方々、これからよろしくお願いします。新たな担当分野を前にわくわくドキドキ!目で見て、耳で聴いて、心で感じたことを文章にしたいと思います。



アドバルーン


[情報センター・山下]

アドバルーンを久しぶりに見た、と思った。和泉中央駅前に先頃オープンしたコープ和泉中央の上空。
かつては新規開店にはつきものだったアドバルーン。本紙所蔵の昔の写真でも、近隣センターなどオープンの風景にしばしば写り込んでいるし、昭和49年のパンジョオープンではものすごい数のアドバルーンが。でも、最近あまり見なくなったなと思っていた。ひさしぶりに見たら、祝祭気分を盛り上げるにはいいアイテムだなと、改めて思った。
ちなみに、ずいぶん前、地上におろされていたアドバルーンをそばで見たことがあるが、びっくりするほど大きかった。
空の広さをつくづく思い知らされた。







2012年10月11日木曜日

新人です、よろしく!

[記者・杉本]

 はじめまして。10月デビューの新米記者、杉本です。
 永らく読者として毎号楽しみにしていたコミュニティの紙面作りに、自分も参加できて光栄です。子育て世代の主婦の目を通して見た、四季折々の豊かな恵み、知ってうれしいことや楽しいこと、時には生活する上で気をつけたいことや考えさせられること。泉北の様々な姿をお届けできるよう心がけて参ります。よろしくお願いいたします。  



        

2012年10月10日水曜日

そば打ち名人大会にて

[記者・黒田]

 全日本素人そば打ち名人大会関西予選を取材。以前取材した時も感じたが、会場の凛と張り詰めた空気が心地よい。緊張気味にもくもくとそばを打つ選手、それを見守る観客。同じ作業をしているが、選手一人ひとりの世界があって、そこには誰も踏み込めない雰囲気。何より、熟年世代の人たちが、少年少女のような眼差しで一心不乱に打ち込んでいる姿が、すがすがしい。




2012年10月4日木曜日

富田林担当です、よろしく!

 [記者・高砂]

 10月から富田林市の担当になりました。こちらにも、新鮮な取り組みや面白い人が多いと聞いています。皆様にお会いできる日を今から楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いします。そして、今まで色々と勉強させていただいた泉ヶ丘・栂地区の皆様。取材先で出会えたお一人お一人からたくさんのことを教えていただき、本当にありがとうございました。これからも、皆様のご活躍に注目しております。



2012年10月1日月曜日

感謝!

[記者・谷尻]

 記者をしていて、「捨てる神あれば拾う神あり」ということわざが頭に浮かんだことが何度もある。ネタや取材に行き詰まり、頭をかかえこんだことは数知れず。事務的な電話応対にさえも世間に見放されたような気分になっていた。そんな時いつも誰かが「取材に来てくれませんか」と声をかけてくれ、私には神様のように思えた。取材に快く応じてくれる皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。


2012年9月26日水曜日

センセイ方、市民の立場で議論を尽くせ

[記者・藤原]

 大阪狭山市の下水道使用料が改定された。これを審議する建設厚生常任委員会で松尾巧委員(共産党)が、値上げは致し方ない状況にあるのはよく解る、しかし市民生活は厳しい、せめて利用者全員が影響を被る基本料金だけでも値上げ幅を縮小してはと、修正案を出した。然程の議論もなく採決の結果、修正案は否決、原案通り可決された。市民生活に直接影響を及ぼす事柄だけに、値上げせずにやって行ける方法はないのか、ないとすればどの程度の値上げが妥当なのか、最後は原案に落ち着くにしても、市民の立場から試算検討し、議論を尽くすのが努めではないのか。センセイ方、支援者の顔が浮かばなかったですか。



2012年9月24日月曜日

カボチャどろぼう

[情報センター・山下]

 国際交流の活動をされている和泉市のOさんから編集部にメールが届いた。近くに住むカナダ人の英語の先生・Kさんが農園を借りてカボチャを作っていたところ、9月21日の朝、カボチャが盗まれていることがわかった。被害は他の農園仲間のナスや肥料にもおよび、みんな憤慨している。先生も大変ショックを受けている…と。
 盗まれたカボチャはハロウイン用の大きなもので、それが4個か5個、ごっそり盗まれたそうだ。「Happy Halloween」が「Unhappy」になってしまったKさんの気持ちはどんなだろう。Oさんも情けない気持ちでいっぱいだろう。私たちにしても、こうしたことで日本の印象が悪くなるのではと気がかりだ。ごく一部の人の行為が全体のイメージを大きく落としてしまうことはよくあるのだから。

2012年9月21日金曜日

今年は豊作!

[記者・河盛]

 昨年までは、ミニトマトを何となくいい加減に育て、それなりの出来ばえと収穫量でしたが、どうせするならと今年は真面目に取り組もうと一念発起。とはいっても、土は安物だし、肥料もかなり適当適量。嫌にならない程度のお世話で十分かと始めたものの、農作業と収穫の楽しさに目覚め、今や私の携帯の待ち受け画像は新鮮野菜です。たった3株から2000個を超える甘い甘いトマトが実りました。


2012年9月20日木曜日

子どもも見ている

[記者・冨尾]

 先日、和泉市議会議員の選挙があった。連日、選挙カーや街頭から候補者の演説を耳にした。小学生の娘は、下校中に聞いたという演説を、口真似を交えながら教えてくれた。そして「子供のために頑張ってくれそうやから、あの人に投票して」と。選挙権を持たない子供も、有権者に大きな影響を与え、公約の実現を見つめているのをご存じですか、議員さん。



2012年9月19日水曜日

初秋の奈良へ

[記者・野木]

 早朝から近鉄電車を乗り継いで、薬師寺と唐招提寺に行ってきた。ほとんど観光客もなく、地味で、落ち着いたたたずまいは、京都にはない趣。長い歴史に培われた空間や仏様の姿に心癒された。市内を通らず、田園風景を眺めながらの電車の旅は、なんだか懐かしく、気持ちを穏やかにしてくれた。萩の花もきれいでしたよ。



2012年9月14日金曜日

ゼミを取材

[記者・横山]

 9月29日、エコールいずみのアムゼ広場で開かれるコンサート「ハーモニーオブオアシス」を企画する桃山学院大の牧野丹奈子ゼミを取材。学生らの報告を受けながら牧野教授が素早い突っ込みを入れ、そこから企画やマーケティングのポイントを伝授。「社会人と話をするのに気を付けなければいけない事は、言葉は丁寧に。でも、言うことは言う」。生きた経営勉強を楽しませてもらった。

 
 

2012年9月12日水曜日

11時のハテナ

[記者・高砂]

 880万人訓練が実施された9月5日、地域と学校の合同避難訓練を取材した(写真)。訓練メールが届く11時には、参加者と一緒に携帯とにらめっこ。でもウンともスンともいわない。緊急地震速報のように、自動的に来ると思っていたので、肩透かしを食らった。自分の携帯には対策が必要だと分かっただけでもよかったけれど、訓練ですらこの混乱。実際には正しい情報が手元に届くのだろうかと、疑問が残ってしまった。



高齢者をねらう詐欺にご注意!

[記者・浅利]

 一人暮らしの母の家には押し売りや押し買いが千客?万来。置き土産は、元本保証と思って契約したリスク商品の証書や真新しい消火器…。あやしげな水道管工事の領収書も。堺市南区で水道管破裂事故がありましたが、それにかこつけた詐欺が心配です。無料の点検と言って入り込み「修理しないと使えなくなる」とか言って、不安心理につけ込むのが詐欺の手口。ご用心下さい。


2012年9月7日金曜日

ガリガリ君コンポタ味を食べてみた

[WEBチーム よっしー]

9月4日に発売された期間限定商品の
「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」

お昼休みに食べてみました。
一口食べる前にもうコンポタの香りが。


パクッ・・・あ、甘いっ!
これは間違いなくコーンポタージュ!!
冷たくて甘いコンポタです。 中には粒コーンも入ってました。

なんという攻撃力をもった甘さとボリュームでしょう・・・



近所のコンビニにはまだいくつかありましたけど、
予測を大幅に上回る人気で商品供給が間に合わず販売休止になったそうです。

せっかくなので、営業部の数人に一口ずつ試食していただきました(ニヤ



私の禁煙法

[記者・高橋]

日本人の喫煙率が20%を割ったという。昭和40年代には50%超で、成人男性は80%を超えていたそうですから隔世の感ありです。いまや百害あって一利なしと全方位で嫌煙の大合唱。衆寡敵せず、愛煙家にはお察し致します。さて、やめたい人の参考までに私が実行した禁煙法を披露します。不退転の決意は不要です。禁煙に入ると断続的に喫煙欲求に見舞われますから、これを素直に受け入れて欲求に心身を委ねます。あとはこの喫煙欲求が通り過ぎるのを待つだけです。しばらくすると欲求が去っていきます。このサイクルを2~3週間続けられれば成功です。私は2年前に断煙しましたが、この方法は予想外に楽でした。


2012年9月6日木曜日

お世話になりました

[記者・大西]

 ご挨拶が遅くなりましたが、8月末で退社させていただきました。約20年コミュニティで仕事をさせていただき「記事をありがとう」と掛けていただいた言葉に、これまでどんなに支えられてきたことでしょうか。あの人の笑顔、この人の元気:たくさんのお顔が浮かび、心からの感謝でいっぱいです。ありがとうございました。



2012年9月3日月曜日

神話崩壊?


[記者・四ノ宮]

 オレオレ詐欺にひっかかりにくいという評判が高かった大阪のおばちゃん。最近、その神話が崩れたという新聞記事を読んだ。府内の高校の卒業生名簿が流出。息子の名前をかたる詐欺に、ほっとけないおばちゃん達はだまされたのだ。「息子が事故を起こした」という電話で動転した母親が部屋をのぞくとそこにはベッドで眠る息子がいたという笑い話のような話もある。あわてず、周りに相談を。




2012年8月31日金曜日

夏の終わりに

[記者・谷尻]

 富田林の担当になって以来、毎年、寺内町燈路をのぞいてみている。私の中で、子ども達とバトルをくりひろげた夏休みに終わりを告げる夏の風物詩になっている。古い町並みに行燈が灯る幻想的な風景、少し涼しい風に夏も終わりだなあと思う。
 以前は人もまばらでどこへ行けばいいか戸惑うようなイベントも、今年は人であふれていた。夏の終わりを感じるには少しにぎやかすぎるほど。でも素敵なイベントでした。


2012年8月29日水曜日

立ち止まろう

[記者・冨尾]

 毎年、感動を与えてくれる高校野球ですが、10年に春夏制覇達成した沖縄興南高校・我喜屋監督の解説時の印象的な話です。
 野球部員は朝の散歩が日課らしく、それは走っていたらわからない小さなことに気づくための習慣だと。部員同士の変化にも気づくらしく、チームプレーには必要なことだと。人生においても立ち止まったり、ゆっくり周りを見渡したりする時期が必要だと感じた話でした。 


2012年8月23日木曜日

みえぬものをみえるように

[記者・藤原]

 先日ある集いで興味あることばに出会った。「みえぬものをみえるようにする」。
こころは決して見えないが、心遣い、心尽し、心配り、心意気、心暖まる、心移りなどとなると俄然こころが見えてくる。行動することによって見えないものが見えてくる。それには空想力、想像力、創造力が不可欠という。それではいまわたしたちが見せられているものは、想い描くみえぬものから生まれ出たものだろうか。気付けば想いもしなかったものを見せられていた、なんてことにならないのだろうか。ふと不安に駆られた。


2012年8月20日月曜日

厳選採用


[記者・浅利]
 和泉市の市議選が近い。選挙は税金で報酬を払う市議を決めるもの。企業でいえば採用試験だろう。有権者は「厳選採用」しなければダメだ。公約を実現するだけの意志や能力を持っているかを吟味しよう。人間性もよく見極めたい。泉北高速の民営化が動き始めたとたん、これまで知らん顔だったのを棚に上げ「実現のために頑張ってます」と言いだす。そんな厚顔な政治家はゴメンだ。



2012年8月15日水曜日

今さらですが…

[記者・黒田]

「カーナビなんか要らん。目的地へは地図を見ていく。ETCなんか要らん。料金所のおっちゃんとのやり取りが楽しいんや」を豪語していた、アナログ度マックスの私。車を買い替えたのを機に、半額負担するという息子の言葉にのせられ、両方設置。使ってみると…一方通行の多い梅田駅前でも、止めたいところへピタリと誘導してくれる。どしゃ降りでも窓を開けずに高速に乗れる。今さらと笑われそうだが、すごい!
でも車には地図を積んで、たまにはおっちゃんのレーンに並ぶか(笑)


2012年8月13日月曜日

寒い〜お盆のコミ営業部


[お口寂し屋営業・あんこ]

お盆でも営業してます。コミュニティ営業部はほぼ8/23号まで追い込み。
順番で休んでおります。本日社内一人。寒い〜電話も鳴らない。
静かすぎて、落ち着かない。冷房も一人じゃききすぎ・・・
今日は早々定時であがります。

ぶつぶつ・・誰かと話したかった。

リフォーム一段落



[情報センター・山下]

少し前から事務所のリフォーム工事が行われていましたが、それが一段落しました。
え、リフォーム? 前にもそんな話、書いてなかったっけ?
と思われるでしょうが、前のは編集部のフロア。その前は営業部のフロア。そして、「リフォーム工事パート3」は配布と折り込みチラシを担当する「コムネット」のフロアです。
ごらんのようにすっかり明るく、きれいになったフロアで今週から仕事開始。(右手の引き戸の向こうに見えているのがコムネット事務所です)







2012年8月10日金曜日

リオへ

[記者・高砂]

 御池台センターバス停に今夏、なでしこジャパンの五輪出場を祝う横断幕が登場した。御池台保育園の15期卒園児である田中明日菜さんが、代表召集されたのを記念して同園が制作したもの。同じ通りには連合自治会の横断幕も。祝賀ムード一色の地元では、試合放送中に戸外から人が消えるという冗談もささやかれた。
 北京で4位、ロンドンで銀、リオではきっと。最後までゴールに迫る気迫に、そんな光を見た。


2012年8月9日木曜日

堺市、全会計で黒字というが

[記者・高橋]  

 堺市は昨年度決算も黒字で32年連続、しかも全会計が27年ぶりに黒字になった。赤字続きだった市立堺病院も独立行政法人へ移行する時に、市が140億円を寄付して黒字にした。堺市は政令市の中でトップクラスの優等生だと鼻高々だ。
 しかし、連続黒字がいくら続いても借金は膨らみ続けている。昨年も自主財源の市税収入は10億円しか増えてないのに、借金は一般会計だけで322億円も増えた。病院への140億円も市が借金したものだ。これでは「全会計が黒字だ」と浮かれてはいられない。

2012年8月6日月曜日

夏のおすすめコース

[記者・河盛]

 ウォーキング好きの私は、猛暑も関係なくあちこち歩いていますが、夏のお勧めのコースは、やはり緑あふれる遊歩道「あまの街道」です。
 岩室のあたりのスタート地点から、西山霊園のあたりまでの約3.5キロは一部の開発地区を除けばトトロの出てきそうな木陰のトンネルが続きます。土の柔らかな感触もたまりません。なによりもこの道の魅力は、行きかう人らの挨拶で、行けば必ず気持ちの良い朝がスタートします。

2012年7月30日月曜日

畑の風車

[情報センター・山下]

昼休みにカメラを持って外に出ました。すぐそばにこんなのどかな風景が広がってます。
くるくるまわってるものがあって、近づいてみるとCDで作った風車でした。もぐらよけ、でしょうか。
もし自分が作ってプレゼントしたりしたCDにこんなところで再会したら、ちょっとショックかも・・・。




2012年7月25日水曜日

昔は当たり前のことが…

[記者・冨尾]

全国でも推進されている「あいさつ運動」。
運動なんて強制されているようで違和感がある。
小さい頃から、朝起きたら「おはよう」に始まり、「いただきます」「行ってきます」「こんにちは」「さようなら」「おやすみなさい」…。自然と口にしていた言葉。家庭でも学校でも会社でも、人と人が出会えば当たり前のこと。そこに笑顔がつくのも当然。
いつからこんな人間関係の基本が崩れた日本に成り下がったのだろう。


2012年7月20日金曜日

上野のパンダ

[記者・藤原]

 上野動物園のパンダが死んで大阪のオバチャンがつぶやいた。
「アタシ、絶対死ぬうおもてた。いままで何回も死んでるし。中国から人来てへんし、なんで白浜から呼ばへんだんやろな。白浜やったら何べんもパンダ生まして経験してるのに。経験あるのは強いで。あんなときはこうしたらエエとか、いろいろあるや。白浜は分かっとんやで、きっと。やっぱりプライドあんのかな。上野のほうがまちやし、人もいっぱいいるし。そやけど上野の人っていうか東京の人はアホやな。人間でもはじめて子ども生んだとき、キツネやタヌキが珍しそうに周りをうろついてはしゃいどったらおかしなるで。パンダかて一緒や。パンダから見たら人間もキツネやタヌキと同じやがな」


2012年7月19日木曜日

サザエさんは昔

[記者・四ノ宮]

 「押し売り」はサザエさんの漫画で覚えた。いかにも悪そうな男が「ゴム紐買ってくれ」と玄関先で居座っていた。
今、多いのは「押し買い」。業者が自宅に押しかけ、貴金属などを安く買いたたく。
被害に遭うのは高齢の女性が多い。泣き寝入りしている人も多いかもしれない。ほとんどの場合、貴金属は戻ってこないので、まず業者を自宅にいれないきっぱりとした態度が必要だ。

2012年7月13日金曜日

4年間

[記者・浅利]

 4年に一度のオリンピック。北京の雪辱を晴らそうと、この間ずっと頑張ってきた選手も多いだろう。
 では、私の4年間はどうだったか?取材して記事を書いて…メダリストの努力には比べるべくもないが、家事の手抜きはしても(笑)手を抜かずに書き続けたつもり。
 あるマラソン選手が言った「自分で自分をほめてあげたい」という言葉、自分に贈ろうかな。


2012年7月11日水曜日

やっぱり達人は違う

[記者・大西]

普段は犬の散歩以外、ほとんど歩かない車生活を送っているが、6・7月は取材で山歩きと泉北ウォーキングを経験させてもらった。が、万全の態勢のつもりの「クールスカーフ」はベタッと首にまとわりつき、はき慣れたスニーカーはやたら斜面を滑る。逆に参加者の皆さんのガーゼタオルや手作りの風通し穴つき帽子がとても心地よく見え、達人ワザはさすが、と感心。歩いた後は、足首の冷えがマシになり、先導して下さった方々に感謝です。


2012年7月6日金曜日

ツバメの巣、来年から撤去

[記者・黒田]

金剛駅2階コンコースにあったツバメの巣が、ヒナの巣立ちを待って撤去された。
ツバメがぶつかりそうで危険という苦情が一部利用者からあり、来年からはコンコース内に作られた巣は卵を産まないうちに撤去するとのこと。
苦情が出た限り対処しなければいけない駅の立場も分かるが、残念だ。
糞受けを作るなど世話をしてきたショップの人やヒナの成長を見守ってきた利用者からも「寂しい」との声が。ツバメはもちろん、巣を見上げて見知らぬ老若男女がほほ笑み合う光景にも、心が癒された。


2012年7月5日木曜日

節電効果

[記者・高橋]

空気や水と同じように電気もあるのが当然だと思っていた。しかし、そうではないことがハッキリした。
堺市など各自治体や大手企業は様々な節電対策を実施中だ。ところが大量電力消費者のテレビ局は、相も変わらずタレントの食べ歩きみたいなつまらない番組を流し続けている。テレビで節電対策を言うなら、まずは率先して平日昼間だけでも放映をやめればいいのに。圧倒的影響力を持つテレビが、自ら節電を宣言し実行してみせればその効果は計り知れないと思う。

2012年7月4日水曜日

泉北大好き、広・狭・話

[記者・高砂]

泉北にお気に入りの場所が増えてきました。
これからの時期好きなのは、上神谷小学校の正門付近から眺める田園風景。
夏の稲穂が風に波打ち、深呼吸したくなるほど心地いいです。詩心のない身で、うっかり何かひらめいてしまいそう。ハイキングコースにもなっています。
広大な景色以外でも、迷路のような小道と、物語や歴史のある場所が好きです。お勧めの穴場情報があれば、ぜひ教えてくださいな。



2012年6月27日水曜日

季節の誘惑に負けて


[記者・河盛]

実山椒、新ショウガ、青梅などで保存食を家族好みにせっせと作ってきましたが、とうとう二人暮らし、作ってもなかなか消化しきれません。
自家製の梅ジュースに「絶対誰にもあげたらあかんで」と言っていた息子も、今やアルコール派。それでもやっぱりこの時期は、食料品売り場に並ぶ保存食向きの食材を目にしてはワクワク。
また、ビンがどんどん増えていきます。



2012年6月25日月曜日

津波避難ビル

〔情報センター・山下〕

堺駅からほど近い熊野小学校の前に、こんな案内板がありました。なるほど、海に近いところではこのように、津波対策をしてるんだなーと思いました。泉北に住んでると、地震はもちろんこわいけど、津波に対しては・・・たぶん大丈夫かなということでぴんと来ないんですよね。標高80メートル前後(?)ありますので。


一方で土砂崩れとかの可能性はあるし、うちの事務所は「谷底」にあるので大雨のときなんかやばいかも・・・大事なものは2階に上げておかなくちゃ。
 

ただ歩き続ける時間

[記者・谷尻]

100km歩くイベントを主催した男性を取材した。30時間以上歩き続けることは、自分を見つめ直す時間となる、と伺った。
日常で、時間ができると何かしてしまう。用がなければテレビを見たり本を読んだり、やっぱり何かする。
余計な情報をいれず、歩き続ける時間というのは貴重かもしれない。健康のためだけでなく、ウォーキングにはそんな意味もあるのかなと思った。


2012年6月21日木曜日

トキがいてもいなくても

[記者・藤原]

 トキは、明治に入って乱獲され激減し絶滅したとみられていた。ところが昭和の初めに生き残りがいるとして保護が始まったものの、その後絶滅。いまのトキは中国産の子孫である。
 現在では貴重な鳥になっているが、昔は里に下りてきては田畑を荒らす害鳥だった。
 ところがある頃から絶滅原因は、農薬などによる自然破壊だと言い出し、進化の適応や経済問題が環境問題にすり替わった。そうなれば当然トキを必要とする人や団体が現われる。先頃のトキ復活万歳三唱報道も環境問題なればこそ。
 少なくともわたしにはトキがいてもいなくても一向に差し支えない。地元の足並みも不揃いという。トキも、思えば気の毒である。


2012年6月18日月曜日

ゆっくり見たい

[記者・高砂]

 3月に開館した話題の京都水族館へ潜入。小学高校高齢者の団体や地元TV・ゆるキャラなどが入り交じり、ちょっとした異世代交流…というか交錯の様相でした。各年代に支持されると息が長いというサザエさんの法則を思い出したりして。ただしばらくは、ゆっくりクラゲの動きに見とれる、とはいかない様子。骨太の展示や体験が楽しめる、自転車博物館や狭山池博物館での落ち着いた時間も貴重です。


2012年6月15日金曜日

お仕事デイサービス

[記者・横山]

「私達はサービスしてさしあげるのが仕事やのに、ご利用者さんに仕事をしてもらうなんて…」。やすらぎの介護シャロームでスタートした府内初の「お仕事デイサービス」。最初にこの案を聞かされた現場の介護職員らはとまどいを隠せなかったらしい。
オープン後、利用者さんらが昔、得意だったと言う仕事に目を輝かせて取り組む姿に今度は驚きを隠せないと。画一的になりつつあるデイサービスに一石を投じたのは確かです。




2012年6月13日水曜日

大野ぶどう取材中


[記者・河盛]

 大野ぶどうの農家の方との話の中で、農家の抱えているいくつかの問題を知った。これからの出荷に向けての繁忙期の人出不足もそのひとつだそう。早速、地元を元気にと活動をする狭山みらいプランナーの大学生らが助っ人を志願し猫の手となることになった。
大阪産(おおさかもん)としても全国的に誇れる大野ぶどうの維持のためにも、農家を支えるサポート制度がそろそろ必要なのではないだろうか。作業を終えた学生らの声も聞いてみたいと思う。

高齢ドライバーの事故が増えている


[記者・浅利]

亡父は還暦になってから運転免許を取り、約10年間ハンドルを握った。心肺機能の弱い父には通院の足として欠かせなかったが、家族には心配の種だった。高齢ドライバーの事故はこの10年で1・5倍に増えたらしい。
大阪府もやっと免許返納に特典制度を考え始めた。泉北では高齢化が猛スピードで進む。ぜひ独自の制度や返納後の支援を堺市は考えて欲しい。


2012年6月11日月曜日

不用心でした


[記者・大西]

「なんて不用心な」と、友人、鍵屋さん、警察の方々からいさめられた。
というのも、家に鍵を掛けた後、キーケースを車の助手席のダッシュボードに放り込んだまま、施錠せずに犬の散歩に出かけるのが私の日課。
先週、そのキーケースがなくなり、「若い女性が車の周辺にいた」と、お向かいさんの奥さんの目撃証言。会釈すると姿を消したらしく、家の中に侵入されなかったのは不幸中の幸い。
皆さんも、どうぞ気をつけて下さいね。

2012年6月7日木曜日

つぶすか再生か

[記者・高橋]

高倉台小と高倉台西小の統合で「高倉台小つぶし新校」とした記事(5月17日号)について、南区の市議からお叱りをいただいた。「つぶす」とは何たる言い条、「つぶす」ではなく「再生」だと。
お怒りの真意がよく分からないが、表現において「行き届いた配慮」に欠けるということだろうか。しかし、そんな配慮が必要とは思えない。解体でも撤去でも取り壊すでもいいが、どう表現しても校舎をつぶすことに変わりはなく、それ自体は再生ではない。
そもそも再生とは、衰え、死にかかっていたものが生き返ることをいう。今、高倉台小が死にかかっているわけではない。政治家は「言葉が命」。だからこそ、正確な言葉使いをお願いしたい。


2012年6月4日月曜日

受験が終わって思うこと

[記者・四ノ宮]

 娘が大学に合格し下宿、青春を謳歌しているが、受験は本当に大変だった。終わって思うのは早くからきちんと情報を収集していればということ。公立高校だったので生徒の主体にまかせてくれたんだと思うが、行きたい大学と受かる大学は違うということを親子でしっかり認識しないと大変なことになる。記念受験というが、時間とお金の無駄だったと子供自身がすべて終わった後で後悔していた。


2012年5月29日火曜日

「色鉛筆画家・渡辺美香子の世界」展


 [記者・横山]

 大阪北浜のギャラリー&ミニバーアムリタで開催中の河内長野在住の色鉛筆画家・渡辺美香子展に行ってきました。
身近にありながらなかなか大作を描きにくい「色鉛筆」で風景などを描くという新たなジャンルを生み出し、先日カナダでも展示会を開いた渡辺さん。
色彩豊かに描かれた風景画の数々に「色鉛筆だけで、こんなに綺麗な色が出るの?」
と、驚き。
 珪藻土(けいそうど)を塗ったキャンパスに描かれた作品はまた、趣深くどの作品も温かさが伝わってきました。
渡辺さんが色鉛筆画家になった原点ともいうべき約17年前のシルクスクリーン版画や銅版画作品も展示。
絵心のまったくない私は、うらやましく感心して鑑賞してきました。
会期は6月2日までです。平日1時~11時。最終日は4時まで。
北浜駅26番出口から東へ3分。
Y’sピア北浜6階 06・6209・0050

2012年5月28日月曜日

ガレキーホルダー


[記者・冨尾]

被災地の瓦礫から作ったキーホルダー「瓦Re : KEYHOLDER」。取材先で、その存在を知りました。
陸前高田市の職を失った主婦や傷害のある方などが、放射線量の検査を行い、洗浄して、一つ一つ手作りしているそうです。
小さなキーホルダーには、たくさんの人の思い出や気持ちが詰まっているのだと思うと、手のひらにずっしりと重さを感じます。