2013年2月7日木曜日

大臣の言葉の重み

[記者・高橋]

 麻生太郎財務相が、高齢者の終末期医療のあり方について「さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろ考えないと」との発言を、メディアから「不適当発言」と批判を浴びるや個人的な思いだと釈明してすぐに撤回した。終末期医療についてはさまざまな意見があるのは事実だ。表現の仕方には問題があるとはいえ、せっかくの問題提起がその日のうちに腰砕け。大臣の言葉がこうも軽くては…。「綸言汗の如し」。信念を持って発言してもらいたい。



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