2013年5月10日金曜日

図書館の貸し出しサービス

[記者・藤原]

 広域相互利用が進むなか、貸し出し冊数枠を拡げる図書館が増えてきている。期間は2週間ほどで上限15冊とか20冊とかに。サービスの拡大・充実の一つらしい。単純に100人が20冊の本を期間一杯借りれば、2千冊の本が半月もの間館内から消えることになる。読むことを生業にしている人は別として、ふつう一冊を読み切るのに2、3日はかかる。20冊の面倒を見るには50日ほど要る。それなら期間1週間、貸し出し冊数上限3~5冊ぐらいにして館内の在庫を厚くし、希望する本に巡り合える機会を増やし、利用者には来館頻度を高めてもらうようにするのが、本来のサービス提供の在り方ではないだろうか。そうすれば、忘れたころに予約の連絡が入るようなことも少なくなるのでは。



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