2013年5月30日木曜日

素晴らしい演奏の裏側で


[記者・冨尾]

 三原台中の吹奏楽部を取材する度に、感動をもらう。演奏・練習に続き、今回は練習後の様子を知り、より一層心を動かされた。
 練習が終わると、急いで楽器を片づけ、音楽室や周りの廊下や階段まで雑巾がけをしているのだ。「いつも使わせてもらっているから」と。それが毎日の日課だと。制服が汚れるのもお構いなしに、廊下や階段にしゃがみ込む。楽器を雑巾に持ち替えても笑顔は変わらず。この心がけが、全国大会へとつながる原動力なのかも。
 限られた練習時間の中で、少しでも楽器を触りたい気持ちを抑えて、あえて掃除をする潔さ。毎日の雑巾がけは、廊下だけでなく、彼女たちの心もより清らかにしているのでしょう。



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