[記者・杉本]
ふと気付けば高級品になってしまったものがある。
秋の美味代表・松茸。この時期になると、箱に松葉が敷き詰められた国産品を頂き物で頂戴していたが、稀少品になった現在では夢のまた夢。料亭で一切れお目にかかればいい方だ。
鯨肉。水菜と甘い醤油味の出し汁で炊いた鍋は定番だったが、今や専門店の味だ。
そして、最近我が家でもめたのが土手焼のスジ肉。両親のリクエストで国産スジ肉を買いに行ったら、単価が国産ステーキ肉より高くて断念してしまった。両親から非難の嵐だったが、これって私が悪いのか?
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