2014年4月3日木曜日

「生きざま」


[記者・高橋] 

 5年前に、橋下知事(当時)の応援で初当選をした竹山市長が、橋下氏と袂を分かって戦った2回目の市長選などについて、自身の行動や思いを詳細に記したという「訣別 橋下維新を破った男」を出版した。市長は「私の生きざまを綴った」と胸を張る。が、これにはどうしても後味の悪さが残る。大のおとなは自分から「私の生きざま」などと言いたてたりしないし、そもそも日本語には「死にざま」という言葉はあるが、「生きざま」なる奇妙な言葉は本来なかったはず。

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