2010年8月23日月曜日

お盆で実家に帰りました


毎年、別の行事があり、ほぼ10年以上もご無沙汰していました。
写真は、「仏迎え」をした仏様にお供えする食事です。
迎えられた仏様は、いわば2泊3日されるわけで その間の食事の
メニューは決まっています。(もともと決まっているのか、勝手に
先祖の誰かが決めたのかはよく解りません)

この写真は、精進揚げ、胡麻豆腐、きゅうりのつけもの、ごはんです。
(まあ、お下がりを頂いても 人間も喜べるメニューですね)
これをお膳にもり、竹と萱の箸を添えます。
3食の間には、お茶をお供えしたりで、台所は大忙しです。

仏様も毎年のことで、住み慣れた我が家に帰ってきた気分
でしょうか?
子どもの頃、いっしょにお供えをしていたおばあちゃんや
お供えしたものを盗み食いしていた飼い犬も 今や
迎える仏様となっています。
嫁に出た私は、先にもこれを頂けることはなさそうなので、
その気分を味わうことはできません。

仏様は、「迎えられてうれしいもの」と信じたいですが、
現在は「迎えに来てもらえない」事例も多いはず・・・
いくつになっても、不思議なことだらけですね。(コムネットM)

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