2010年10月12日火曜日

蔭涼寺のキンモクセイとギンモクセイ



 和泉市信太山にある曹洞宗の禅寺・蔭涼寺。取材先で教えていただき、連休に行ってきました。

 山門をくぐると、樹齢350年のギンモクセイとキンモクセイの大木が本堂を覆い隠すように並んでいます。その間の本堂に続く道を歩いて行くと、黄金色の小花をたくさんつけた枝がまるでトンネルのように上から覆いかぶさってきています。そのトンネルをぬけると、体全身が甘い香りに包まれます。残念ながら私が訪れた時は、ギンモクセイの花はほとんど散ってしまっていました。キンモクセイほど香りも目立たず控え目なギンモクセイですが、こんな大木に真っ白な小花が満開になったところは、さぞかし見応えがあるでしょう。

 小さい頃からキンモクセイの香りで秋の訪れを感じ、小ビンに小花をあふれるほど集めたことを思い出します。他の花と違い、キンモクセイの香りは、物悲しい感じがしませんか?えっ?トイレの芳香剤なんて言わないでくださいね。  記者T 

0 件のコメント:

コメントを投稿