2013年11月18日月曜日

全国学力テストの学校別成績公表は、市民の間に混乱招くか

[記者・高橋]

堺市教委は、小中学校の全国学力テストの学校別成績公表には反対だ。「誤解や憶測に基づき市民等の間に混乱を生じさせ云々」がその理由だが、どうもピンとこない。
公表したら学校の序列化につながり過度な競争をあおる、ともよくいわれる。
競争や序列化を一律に悪いと決めつけて切磋琢磨を怠り、子どもたちの学力低下を招いたことが学力テスト再開に至った。とすれば堂々と結果を公表すべきだ。これを受けて各校が、他校や自校の長所や弱点を知ったうえで競い合い学べばいい。



1 件のコメント:

  1. 一度入力したのが消えてしまった…。(二重投稿でしたらすみません)
    たまたま目に入ったのでコメントします。
    私も以前「学力テスト」成績公表はよいと思っていましたが、尾木ママの「「全国学力テスト」はなぜダメなのか」を読んでから、考えを改めました。
    実際の現場で成績下位の者を先生が休ませたりだとか、こっそり答えを教えたりとか信じられない不正が行われることもあったそうです。
    また周りも成績が公表されれば、「あそこの学校が良くなかった」とその校区の子や親を見たりしませんか?実際生徒間で成績の優劣がいじめの原因の1つでもあるようです。
    基本的に地元の学校に行く子が大半なわけで、そのような偏見の目やランク付けは避けられないと思います。
    もしそのような公表をするなら、私立も完全無償化し、貧富の差なく誰もが学校を選べるようにしてからではないでしょうか?

    最近の教育がテスト主義・学歴主義(薄れつつも結局はという感じが否めず)に傾きすぎているように思います。今求められているのはコミュニケーション能力やディスカッション能力ではないでしょうか?
    最近話題の林先生も成績トップの子は昔からレベルは変わらないが、底辺はガタガタだとおっしゃってました。勉強の進度は千差万別。落ちこぼれのできない教育制度になってほしいと切に願います。

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