2014年5月26日月曜日

「戦争のできる国」

[記者・箕浦]

 数年前、仕事で中国を訪れた時、彼の地の若い人達と話す機会があった。「日本は約60年以上、戦争で人を殺したり、殺されたことがない。法律で戦争をしないと決めているから」と話すと皆、怪訝な顔をしていたことを思い出す。
 今、政府は「戦争のできる国」にもっていけるよう議論を進めようとしている。平均年齢約52歳の国会議員たちが検討を進めるのだが、市井の若い人たちは、自分の「将来の生死」に関わる問題と意識しているのだろうか。積極的な議論への参加が必要と思う。私の孫が将来、戦争で死ぬことがないようにと思う。  

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