2015年3月26日木曜日

ナンバーの秘密

 [記者・高砂] 

 富田林で電話が開設されたころの加入者数は40軒。そのほとんどは寺内町の商家だったといい、当時の繁栄ぶりがうかがえる。電話番号は1番が万里の春酒造、2番が料亭、3番が富田林小学校と続き、14番が富田林駅(当時は河南鉄道)、20番が役場だったそうだ。番号が4桁になると、そのまま2000を加えて使われた。今でも富田林駅の電話番号は下4桁が2014。数字に残された小さな歴史の物語である。

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