2012年1月16日月曜日

福徳寺の柴燈大護摩法要に行ってきました

 昨日は豊田の福徳寺で柴燈大護摩法要がありました。「火渡り」でよく知られているあの行事。いっぺん見たいね、とAさんとふたり、出かけました。
 11時からですが、10時半ごろにはすでにかなりの人が集まり、ざわざわ。ふるまいぜんざいを食べたり、護摩木(1本300円)に願い事を書く人、写真撮影にいい場所を探す人などいろいろ。緊張感が高まるような、なごやかなような雰囲気の中、法要が始まります。
いやー、見るもの聴くもの初めてのことが多くて、飽きることがありません。

 本堂では「八十八箇所お砂踏み」というのがあると聞いていて「どういうシステムになってるんだろう」と思ってたら、こんなふうに袋入りなんですね(上の写真)。なるほど。これをひとつずつ踏みながら移動、そのたびにおさいせんをあげるようです。

 ホラ貝の合奏も初めて聴きました。けっこう高い音も出るんですね。オリンピックのファンファーレのようでよかったです。

 法要のときに住職さんが座るところにはりっぱな鹿皮が敷いてありました。ひゃー。

山伏さんが矢を射たり、刀を使ったりというセレモニー(?)が次々に繰り広げられ、いよいよ点火。
 もんのっすごい煙が出て、うわ、息ができん、と思ったのはつかの間。煙が収まるとめらめらと燃えること燃えること。今度は熱くてたまりません。顔がこげそうなのでしばらく後ろ向いてたり。まわりの人は思わず「火事なったら熱いやろなあ」「ほんまやなあ」と会話してました。気持ちわかる・・・。

 火がそろそろ鎮まったころにいよいよ火渡り。青竹で燃えがらを分けるようにして、「道」をつくります。その道をまず、住職さんや山伏のような格好をした僧侶のみなさんがつぎつぎに渡ります。横から見てると炎の中に飛び込んでるようにしか見えません。ちょっと横にはみ出たらやけどしそう。


 その後は自治会の役員さんたち。それから、一般の参拝客のみなさんが続々と、ズボンをまくりあげ、はだしになって渡ります。子ども達の中にはいざ火の前に来ると泣き出す子もいましたが(笑)、みなさん、無事に渡りました。
 今年も健康でいられるよう、また勉強ができますようにと祈りつつ、文字通り老若男女の参加するイベント。なかなかいいものでした。

 カメラが今でもちょっと煙くさいんですけどね(情報センター・Y)

0 件のコメント:

コメントを投稿