2012年1月26日木曜日

藤沢台の彫刻


 富田林の藤沢台を歩いていたら、とてもインパクトのある彫刻に出会いました。場所は藤沢台第三住宅のそばの遊歩道。座ってる女の子の頭に鳥がとまってて、女の子が「きゃー、おかあさん、と、と、鳥が!」と叫んでいます(たぶん)。

 私は泉北ニュータウンに住んでるのですが、泉北ではこんな彫刻は見かけません。へーと感心して、さっそくコミュニティのバックナンバーをあたってみました。すると、1984年9月24日号に「かくれんぼする子供像 藤沢台に設置」という記事、そして上の写真の彫刻とよく似た雰囲気の作品の写真がありました。それによると
「住宅・都市整備公団(当時)がイメージアップのため、彫刻家に依頼して3か月がかりで制作。ステンレス鋳物製で、銀色に光る等身大の子供2体」とのことで・・・そうか。そういえばそんな記事を読んだことがあったようななかったような?
でも、肝心の「少女の頭に鳥」彫刻についての説明がありません。
URさんに電話して聞いてみました。その結果・・・

 やはり、かくれんぼ(ここにその写真がなくてすいません)と上の写真の彫刻とは同じ作者で、松本鐵太郎さんとおっしゃるそうです。作品のタイトルは、上の写真のが「はと」、もうひとつのかくれんぼしてる子供達の作品は「子供」だそうで、なんともシンプルなタイトルでした(「少女の頭に鳥」ではなかったんですね)。

松本鐵太郎さんはURにはよく作品を提供しておられるそうで、神戸市のガーデンハウス名谷、枚方市のグリーンヒル光善寺第二、高槻市の高槻・阿武山上の池公園にも作品があるそうです。それだけでなく、深井駅前(東口すぐそば)にあるモニュメントも、松本さんの作だそうですよ。(情報センター・Y)

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