2012年4月30日月曜日

教育改革



 [記者・藤原]

 ある地方紙のコラム欄。PTAの会長を5年間務めた人が、イギリスのブレア首相の就任演説「第一に教育改革、第二に教育改革、第三に教育改革」を引き合いに、「第一に親の教育改革、第二に先生の教育改革、第三に教育委員会の教育改革」が今の日本の学校に必要だ。これができれば自然と子どもは育つという。自分の成長は棚に上げ、子どもに成長を求める親。身銭を切ってまで人間力を高めようとしない先生。P(保護者)とT(先生)の組織のトップである会長に学校運営の権限は一切なく、硬直化し金属疲労した教育委員会。なるほどその通りだと首肯する当事者でも、自分だけは埒外においている。

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