2013年3月21日木曜日

2年たって

[記者・黒田]

 東日本大震災から2年。3月に入ると、新聞紙面に「遺族の今」が毎日掲載された。それを読んで毎朝涙をぽろぽろこぼしていたが、ふと、「結局、人事なんだなぁ」と。いつの間にか、かわいそうな物語を読んでいる一読者になってしまっているような気がしたのだ。もちろん、風化させてはいけない。何かできることはしたい。でも、心の寄せ方は難しい。

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