2014年2月26日水曜日

橋下前大阪市長の辞任で


[箕浦]

 首長の任期を全うすることがいかに軽んじられているかを、橋下前大阪市長の今回の辞任で痛感した。同氏は前任の府知事も任期半ば(3年8か月)で投げ出し、市長に転身。今回も3年3か月で投げ出し、また市長をめざす。「大阪都構想」が看板としても、「大阪」を活性化させるための数々の公約の実現を氏のリーダーシップに期待して、府民、市民が投票したはずと思うが氏は放棄した。
 公約実現のための政策を丁寧に議会などに説明し、理解を得て進めていくのが「民主主義」だと学校で学んだ。4年の任期を全うし、実績評価を受け、準備のできた対立候補と対決するべきだ。今回、「都構想」のみを叫び当選しても全権を市民が付託したものではない、として謙虚に市政の運営をしてほしいものだ。 

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