2012年6月7日木曜日

つぶすか再生か

[記者・高橋]

高倉台小と高倉台西小の統合で「高倉台小つぶし新校」とした記事(5月17日号)について、南区の市議からお叱りをいただいた。「つぶす」とは何たる言い条、「つぶす」ではなく「再生」だと。
お怒りの真意がよく分からないが、表現において「行き届いた配慮」に欠けるということだろうか。しかし、そんな配慮が必要とは思えない。解体でも撤去でも取り壊すでもいいが、どう表現しても校舎をつぶすことに変わりはなく、それ自体は再生ではない。
そもそも再生とは、衰え、死にかかっていたものが生き返ることをいう。今、高倉台小が死にかかっているわけではない。政治家は「言葉が命」。だからこそ、正確な言葉使いをお願いしたい。


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