2015年5月11日月曜日

赤字覚悟の新堺市民会館

 [記者・高橋]

 145億円の巨費を投じる新市民会館。堺市の試算では毎年4億円の赤字だ。事業収入は施設の管理費を賄うのが精いっぱいで、事業費と人件費を毎年、税金で補てんすることになる。これがそのまま赤字になり約4億円。旧市民会館は1億円ですんだ赤字が新会館では4倍にハネ上がる。ただし、これは施主・堺市の楽観的な予測だから実際はもっと赤字が膨らむだろう。福祉施設と割り切れば赤字もやむを得ないが、事業施設なら赤字の垂れ流しは余りに無責任だ。

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