先日、「あまの街道と陶器山の自然を守る会」の自然観察会に参加しました。あまの街道を下った「ササユリ」の群生地に連れていってもらいました。残念ながら花のピークは1週間前とのことでしたが、それでも数本は咲いていました。守る会の会長さんにお聞きすると、2ケ月程前には、街道沿いに咲いていた「春蘭」が株ごと持ち去られていたそうです。あまの街道を利用する人の目を楽しませよう、倒木の整理や、雑草の除去などをして自然を守ろうとしていても、心無い人により、それまでの苦労が台無しになってしまう。ウォーキングなどで、街道を利用するのであれば、最低限のマナーは守って欲しいと願うばかりです。(写真上ササユリ、写真下オカトラノオ)
昭和30年頃には、天野街道で「磨き砂」をいただき、お正月には「ウラジロ」を、ワラビやゼンマイは食べるだけをいただいていていました。生活に必要なものを、必要なだけ。それが自然の中で生かされている住民の営みです。・・・ムゴイですね。残念です。
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